ここからサイトの主なメニューです
  • 大学概要
  • 教育情報の公表
  • 入試情報
  • 新着一覧
  • 文学部 (2018年以降入学者)
    • 真宗学科
    • 仏教学科
    • 哲学科
    • 歴史学科
    • 文学科
    • 国際文化学科【2021年度募集停止】
  • 社会学部
    • 現代社会学科
    • コミュニティデザイン学科
  • 教育学部
    • 教育学科
  • 国際学部 (2021年4月新設)
    • 国際文化学科
  • 文学部 (2017年以前入学者)
    • 真宗学科
    • 仏教学科
    • 哲学科
    • 社会学科
    • 歴史学科
    • 文学科
    • 国際文化学科
    • 人文情報学科
    • 教育・心理学科
  • 大学院文学研究科
    • 真宗学専攻
    • 仏教学専攻
    • 哲学専攻
    • 社会学専攻【2019年6月廃止/修士のみ】
    • 仏教文化専攻
    • 国際文化専攻
    • 教育・心理学専攻
  • 短期大学部
    • 仏教科【2019年6月廃止】
    • 幼児教育保育科【2019年度募集停止】
  • 教員一覧
  • 学習支援
  • 地域連携
  • 国際交流/語学学習
  • 就職情報/キャリア支援
  • 学生生活サポート
  • クラブ活動
  • 学術研究
  • 生涯学習講座
  • 高大連携
  • 教員免許状更新講習
  • 校友活動
  • 図書館
  • 博物館

Home > 読むページ > きょうのことば > 豪貴富楽自在なることありといえども、ことごとく生老病死を勉るることを得ず。

きょうのことば

きょうのことば - [2004年05月]

豪貴富楽自在なることありといえども、ことごとく生老病死を勉るることを得ず。

「豪貴富楽自在なることありといえども、ことごとく生老病死を勉るることを得ず。」
親鸞『教行信証』〈所引『安楽集』〉(『真宗聖典』p.173)

 親鸞が『教行信証』に引用するこの言葉は、中国の道綽(どうしゃく)(562~645)が著した『安楽集』の言葉で、「どんなに権勢を誇り、財力を誇ったとしても、生・老・病・死の苦をのがれることのできる者は一人もいない」という意味です。

 仏教では私たちの人生のあり方を「苦」と表し、それは冒頭の言葉に示されるように、どれほど権勢や財力を誇ろうとも、その立場や生き方に関わらず、私たちの誰もが決して避けることのできないものだと教えます。この苦はさらに生・老・病・死の四つの苦として確かめられています。

 私たちの一人ひとりが、ある時たまたま生を享(う)け、そして今ここに生きています。
そんな私たちにとって、いつかは老いていき、病み、やがて死を迎えるということは、理屈の上では当たり前のことだと言えます。しかし、私たちは、それを自分自身の問題として、本当に受けとめているでしょうか。たとえば少し周りを見渡すならば、「いつまでも健康に」とか、「いつまでも美しく」という、うたい文句が私たちを取り巻いています。そこに実は、老い、病み、死ぬことを、いつでも自分にとって不都合なものと考え、それを避けようとしてもがいている私たちの姿が映し出されているのです。

 自分の思い通りにならない不都合なことを、自分の力で何とかできると思いこんで生きていくところに、実は私たちの人生の大きな問題があります。そのために、私たちは自らの人生に確かな手ごたえを感じられないまま日々を送ることにもなります。仏教が私たちの人生を「苦」と言い切るのは、実は私たちの生き方が抱えている問題を教えるものに他なりません。

 親鸞(1173~1262)という人は、その青春時代にひたすら仏教に向き合い続ける中で、生・老・病・死という人間の人生の事実を教えられました。そしてそこに、自分の思い通りにならない不都合なことを、いつでも自分の思い通りにして生きていこうとする自分の姿を問い続けた人です。私たちにもまた、仏教の学びを通して、自らの人生のあり方を見つめていくことが願われているのです。

Home > 読むページ > きょうのことば > 豪貴富楽自在なることありといえども、ことごとく生老病死を勉るることを得ず。

PAGE TOPに戻る

ここからサイトの主なメニューです