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Home > 読むページ > きょうのことば > 真仮を知らざるに由って、如来広大の恩徳を迷失す。

きょうのことば

きょうのことば - [2000年11月]

真仮を知らざるに由って、如来広大の恩徳を迷失す。

「真仮を知らざるに由って、如来広大の恩徳を迷失す。」
親鸞『教行信証』「真仏土巻」『真宗聖典』 324頁

 本屋にいけばさまざまなマニュアル本が並んでいます。生き方の手引きや悩みの解決方法といった人生に関するものから、お墓の建て方や遺言状の書き方にいたるまで、ありとあらゆる分野にわたっています。現代はマニュアル全盛時代といった様相を呈しています。
 確かにマニュアルによって参考になることを多く知ることはできます。しかし、マニュアルは仮の目安であることを忘れてはいけません。マニュアルに載っていないことが起こるのが現実というものですし、こと人間に関しては、マニュアル通りに行く場合が少ないのです。たとえば、子育てのマニュアルに合わないからといって、目の前にいる子どもをおかしいと決めつけることはできないはずです。
 しかし、往々にしてマニュアルが「仮の目安」であることを忘れ、マニュアルの方を絶対化してしまうことが起こります。いわば逆さまの状態です。何が本当に大切なことであるかが見失われてしまうのです。
 表題に挙げた言葉は、親鸞が当時の仏教界の現状を見つめる中で、書き記したものです。「真と仮の区別を知らないことによって、如来の広く大きな恩徳を見失い迷っているのだ」と。如来とは如の世界、ありのままの世界を私たちに教えています。この如来の教えを通して、自分勝手なものの見方に立って、さまざまなことに執(とら)われている自分が見えてくるのです。この意味で、如来は私たちの執われを破るはたらきだと言えます。
 その如来のはたらきは、いろんな形をもって説かれています。言葉を超えた世界をあえて言葉で表すために、ある時には譬(たと)えをもって、またある時には論理をもって説かれています。ある意味では「仮に説かれた」という面をもっているのです。しかし、私たちは仮に説かれたことを、実体的に考えてしまう癖をもっています。ところが、それらは本来私たちの執われを破るために説かれているのです。
 私たちは自分が「真仮を知らない」ということにすら気がついていません。自分が執われの世界にいたことを知らされること、それこそが真実に出会い「真仮を知る」ことであり、そこに初めて「如来広大の恩徳」が明らかになるのです。

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