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今という時間

今という時間 - [245]

「日本の山林」
西田 潤一(にしだ じゅんいち)

 京都の風物詩、「五山の送り火」の舞台である大文字山へ銀閣寺から登る山道は、絶好の地学見学コースである。学生時代から通算して40年以上も時々訪れていると、様々な変化に気がつく。
 大文字山頂には国土地理院の三角点がある。1960年代には周辺樹木の背丈が低かったので、ここから近傍の山がよく見えた。しかし、3年前にここを訪れたときには樹木が生い茂って近傍の山々は木の陰からのぞくようにしか見えなかった。1970年代には測量の際、見通しを確保するために周辺の木を伐採していた。ところが1990年代になって、三角測量は GPS (汎地球測位システム)測量に変わったので、樹木の伐採を必要としなくなった。だが、樹木の繁茂は、このような理由だけではない。
 日本の里山では、古くから農地の緑肥や燃料として樹木を利用してきた。事実、『京都府史』にある1900年頃の写真から、大文字山に隣接する比叡山すら一面ススキの草原であったことがわかる。ところが1960 年代を境に化学肥料・化石燃料が大量に使用され始めると、山林からの緑肥と燃料採取が行われなくなったので、その頃から樹木は繁茂し始めた。日本の里山ではこのような事情で樹木が復活している。
 一方、近年日本では、木炭生産量は生産者の高齢化や外国産品との価格差などの事情から減少し、森林の減少が叫ばれている発展途上国から木炭を輸入している。
 過去のような収奪をすることなしに、日本の山林を適正に利用できないものだろうか。

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