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今という時間

今という時間 - [238]

「暗中模索」
三木 彰円(みき あきまる)

 学年末となり、自分の研究室を見渡すと、雑然とした部屋の様子に愕然とする。そこには私自身のこの1年のありようが如実に表れている。慌てて本や書類の山を切り崩しにかかるのだが、片づくどころか、かえって混沌とした様相を深めていく。いっこうに終わらない作業の中で、自分が積み残してきたあれこれが思われ、気が重くなることもしばしばである。
 しかし、そんな気分を吹き飛ばしてくれるのは、学生が提出してくれたレポートや卒業論文を手にする時である。彼らの取り組みは、何事であれ、一つのことをひたむきに模索することの大切さを、改めて私に問いかけ、教えてくれる。
 私の日々のありようは、表面から見れば、行きつ戻りつした混沌としたものであるのかもしれない。しかし、ひたむきに何事かを模索する自分自身がそこに貫かれているならば、それはいたずらに私の気を重くするだけのものとはならないのではないか。
 物事をいかにうまく処理して結果を出すかということに汲々とするあまり、かえって生きることの手応えを見失っているところに現代を生きる私たちの姿がある。そう考えると、不器用なことなのかもしれないが、模索することは決して無意味ではないと思えるのである。
 間もなく卒業式を迎える。多くの学生たちが、それぞれの道に進もうとしている。またいつか、どこかで彼らと顔を合わせた時、たとえ慌ただしい日々の中でも、少なくともひたむきに何事かを模索し続けている私自身でありたい。

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