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今という時間

今という時間 - [216]

「なくして気付く世界」
蜂屋 良彦(はちや よしひこ)

 最近、左足のアキレス腱をひどく痛め、歩行が苦痛になることがあった。医師は加齢にともなう疲労現象だという。ひどいときには横断歩道を青信号で渡りきるのが難しかったり、駅の階段が登れないと感じたこともある。こんなとき、世の中のリズムについていけない自分を情けなく思うと同時に、現在常識とされている習慣やルールに根本的な疑問を再度抱いた。
 なぜ再度かというと、30年程前、公務中に私の車が暴走車に真横から衝突され、治癒するまでに2年ほどかかったことがあり、そのときにも、同様の経験をしたからである。右手2箇所骨折、頚椎捻挫で洋服が着られず、慣れない和服を着て三角巾で右手を吊り左手には本の入った鞄をさげて大学に通う日が続いた。
 ひどく傷ついた身体で、駅の長い階段を上り下りし、電車やバスを乗り継ぎいくつかの信号を渡り大学にたどり着くのが如何に大変なことか、日頃身のこなしが早い方であっただけに一層もどかしく感じた。と同時に、これまで何も考えずに順応してきた様々な習慣やルールや建造物が、平均的な青壮年の体力や精神力を基準にして作り上げられていること、それをあたかも皆が一様に守るべき普遍的な基準であるかのように思ってしまっていること、これに上手く対応しきれないと邪魔者扱いされたり白い目で見られがちであることを強く感じたことがあった。
 今回の体験の中で、同様のことにまた気付かされたのである。

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