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今という時間

今という時間 - [168]

「すぐ戻ります」
村山 保史(むらやま やすし)

 先日、学生に指摘されてはっとしたことがある。「先生って、いつも学内を走ってますね」。言われてみれば、走っているような気がする。
 大学の仕事は、はたから見るほどひまではない。かといって、個人研究室に走って戻らなくてはならないほど忙しくもない。何を急いでいるのかを考えてみたら、答えはすぐでた。学生を待たせたくないのである。
 私の指導教授は多くの学務をかかえた多忙な方であった。いつも研究室の明かりは消されており、行き先掲示板が「在室」を示していた記憶はほとんどない。学生はみな、待って会えるのは、たまさかの幸運であると知っていた。約束をしても、会えるのは何週間も先のことになった。
 今、私の研究室には毎日のように学生が訪れている。日参する学生。決まった曜日の決まった時間に現れる学生。昼間の授業には出席せず、夜にだけそっと顔を見せる学生。さまざまではあるが、どの学生も、彼らにとっては切実なメッセージを携えてやってくる。そこには、その瞬間をのがせば色あせてしまうメッセージも少なくない。
 行き先掲示板は「すぐ戻ります」にしてきた。学生が待っているかもしれない。研究室に向かう私の歩みは、自然と速まるのであろう。

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