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今という時間

今という時間 - [144]

「礼節なき世を映す鏡」
関口 敏美(せきぐち としみ)

 「荒れた成人式」が注目を浴びた。一部の"非常識"な若者の暴走ぶりが目立ったが、他の新成人のマナーはどの位立派だったのだろうか。おそらくは旧交を温め合うのに忙しく、来賓の祝辞を聴かなかったという点では五十歩百歩だったのではないか。
 人が話している時には話を聴くのが礼儀だが、授業中私語に夢中な学生の存在は、我々の間では以前からの"常識"だ。近頃はケータイでメールを送る新手の私語も横行し、静かでも油断できない。
 彼らは公共の場である教室に、まるで自室にいるかのような一種の私的な時空間を持ち込んでいる。常に私的時空に浸って生きる彼らには、他者の存在を前提とする礼節がはじめから必要とされない。
 考えてみれば、行儀が悪いのは若者だけではない。参観に来た親の方がやかましいとの話もある。いい年した大人が車内でケータイを使っても平気だ。彼らもまた私的時空に生きる人々である。
 「荒れた成人式」は単なる現在の若者現象にすぎない。彼らの非常識な行為に眉をひそめながらも、「まあいいか」と流される大人も多い。真摯に対決するには相当なエネルギーと責任が要求されるからだ。だから、礼節を知らなくても堂々と生きて行ける。
 「荒れた成人式」とは、現在の大人世代や大人の作りあげた社会を映すマジックミラーであるといえる。そして大人とは、他ならぬあなたであり、わたしである。

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