ここからサイトの主なメニューです
  • 大学概要
  • 教育情報の公表
  • 入試情報
  • 新着一覧
  • 文学部 (2018年以降入学者)
    • 真宗学科
    • 仏教学科
    • 哲学科
    • 歴史学科
    • 文学科
    • 国際文化学科【2021年度募集停止】
  • 社会学部
    • 現代社会学科
    • コミュニティデザイン学科
  • 教育学部
    • 教育学科
  • 国際学部 (2021年4月新設)
    • 国際文化学科
  • 文学部 (2017年以前入学者)
    • 真宗学科
    • 仏教学科
    • 哲学科
    • 社会学科
    • 歴史学科
    • 文学科
    • 国際文化学科
    • 人文情報学科
    • 教育・心理学科
  • 大学院文学研究科
    • 真宗学専攻
    • 仏教学専攻
    • 哲学専攻
    • 社会学専攻【2019年6月廃止/修士のみ】
    • 仏教文化専攻
    • 国際文化専攻
    • 教育・心理学専攻
  • 短期大学部
    • 仏教科【2019年6月廃止】
    • 幼児教育保育科【2019年度募集停止】
  • 教員一覧
  • 学習支援
  • 地域連携
  • 国際交流/語学学習
  • 就職情報/キャリア支援
  • 学生生活サポート
  • クラブ活動
  • 学術研究
  • 生涯学習講座
  • 高大連携
  • 教員免許状更新講習
  • 校友活動
  • 図書館
  • 博物館

Home > 読むページ > 今という時間 > デジタル化という暴力

今という時間

今という時間 - [125]

「デジタル化という暴力」
番場 寛(ばんば ひろし)

 学生による授業評価は5段階の数字で表される。その評価に対する戸惑いは、主観的なものが、数字化され、しかも他と比較可能なものとして提示されることに起因しているのかもしれない。前に、要介護認定についてのつくり話で、たしか「おじいちゃん、こんな年になってもテストを受けるんだね」と孫に言われる老人の話を読んだ。提供される介護サービスの公平化と適正化を目差す介護保険において、その人の能力の認定が要介護度という形で数字化されることに異論はない。
 銀行や保険会社の格付け評価に始まり、大学や企業のランキング、最近では、人の価値を金額で測ろうとする本まで出回っている。たしかに、アナログなものをデジタル化することが文化の本質かもしれない。しかし恐ろしいのは、最初は比べて判断のめやすにするために用いられた数字が、一旦表されるとあたかも絶対的で動かしようのない現実であるかのように人を抑圧する「デジタル化という暴力」と化す危険性があるという点である。もともと、評価されるということは「他人に自己の存在を認めてもらいたい」という、人間の最も根源的な欲望の一つを満たしてくれることでもあった筈だ。
 ずっと昔小学校に上がった頃、先生から作文や絵に三重丸をつけてもらった。その形が、大きくてしかも美しいことがどんなに嬉しかったことか。

Home > 読むページ > 今という時間 > デジタル化という暴力

PAGE TOPに戻る

ここからサイトの主なメニューです