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Home > 読むページ > 今という時間 > 「今日一日」という希望

今という時間

今という時間 - [109]

「「今日一日」という希望」
滝口 直子(たきぐち なおこ)

 私は数年来、賭博や飲酒などの過度の依存の問題(アディクション)をかかえた本人やその家族とかかわっている。そのかかわりのなかで、現代における自己や家族のあり様を探ろうとしているつもりだが、実は、依存症者やその家族の生き様を通 して、極限での人の強さや人間愛といった崇高な価値を、体験させてもらっているといった方が正しい。
 ところで依存症者とは、現世での「いま」が生きづらくなった人たちである。飲酒や賭博がもたらしてくれるあの世では、 永遠の 「いま」に酔いしれることができる。しかし現世に戻ったとたん、「またやってしまった」という、変えようのない過去への痛み、「明日はもっとひどいかもしれない」、といった未来への恐怖で、身がすくんでしまう。そして現世には居場所がないのだから、またあの世へと、立ち戻ってしまう。
 そういった人たちに現世での居場所を提供するのが、「依存症者やその家族による依存症者や家族のための回復の集い」(自助グループ)である。そこでよく口にされる殺し文句が、「今日一日」なのである。自分のコントロールをこえたもの—過去、それに誰が、この先「あなたはよくならない」と決められよう—に固執するのはやめよう。「いま」、がんばってみよう。明日への希望は、「いま」からしか湧きでてこないのだから。

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