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今という時間

今という時間 - [107]

「日中文化交流」
河内 昭圓(かわち しょうえん)

 この短文を草する今は、7月。これが活字になって読者の眼を痛めるちょうどその頃、私は北京の首都師範大学で開催されるシンポジウムに参加して、1時間の講演をすることになっている。テーマは「21世紀に向けての日本文化研究」。右に左に材料を探し求めたが、結句は入宋僧奝然(ちょうねん)のはなしをすることにきめた。孔子の教えにならって、いたずらに理想を語らず、古きを温めて、もって責めを果 たそうという魂胆である。
 然は平安中期に活躍した東大寺の学僧である。983年中国に渡り、宋の天子太宗の厚遇を受けた。『宋史』日本伝に「然は隷書に長じていたが、中国語は話せなかった。日本の風土を尋ねると、紙に書いて答えた」とある。筆談だけで太宗に謁見し、応対したのである。時に894年の遣唐使廃止以来、日中間の正式な外交関係は途絶していたが、商船を使って渡航した然の態度は実に堂々たるものであった。神武以来円融に至る六十四代の天皇の名と地理および職官制を伝え、整然とした日本の国情を説明して大いに太宗を驚かせたという。
 古来、日本人が中国から学んだものは大きい。しかし然の頃には、独自の文化を発展させていた。いま私のもとに日中の古典文学を比較研究する中国人留学生がいる。彼が学業を終えるのは21世紀。母校の若者に日本の古典を習う機会をあたえたいと熱望している。

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