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今という時間

今という時間 - [096]

「TCVの子供たち」
山本 昌輝(やまもと まさてる)

 ダライ・ラマ14世に謁見するための旅で、インド北部のダラ ムサラに滞在中、チベット子供村(TCV)を訪問する機会があった。そこで暮らしている子たちは、冬のヒマラヤを越えて命辛々この地にたどり着いた者たちである。厳寒のヒマラヤで凍傷にかかり、からだの一部を失った子さえもいるという。
 祖国の文化が失われ、民族が消滅することを恐れ、いつか祖国が再生するときのために祖国の文化・伝統を守り続ける使命を託して、祖国の親たちはこの子たちを遙々送り込んで来たのである。幼児も混じっていた。親とはもう会えないかも知れない。彼らのみせる屈託の無い笑顔に思わず涙がこぼれてしまった。安っぽい博愛主義では片付けられない問題のあることを突きつけられた。生命の危険を冒してまで子供に夢を託す、その原動力は何であろうか。それは民族の血であり魂であろう。
 民族の弾圧は個人への同化の圧力にも通ずる。普通 であることをもって善しとするところが我々にないだろうか? 差異を目立たなくすることが問題の解決のように思えるかも知れない。しかし、同化することで味わう魂の苦痛を我々は決して忘れてはならない。
 多数の者に同化することが治療や快復と誤解されやすいが、その人の魂の声を聴き尊重すること、これこそ心理療法にとっても原点なのである。

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