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今という時間

今という時間 - [012]

「自己をまかせる」
Robert F. Rhodes(ロバート F. ローズ)

 私の祖父はキリスト教の宣教師であった。1919 年に初めて来日してから、横浜の地でキリスト教の普及に力を尽くしてきた。
 私は若い時から宗教に関心があったが、どうしてもキリスト教を受け入れることはできなかった。そのため大学では東洋の諸宗教、特に仏教について学んだ。ある夏休みのこと、私が家に持ち帰った仏教入門書を祖父が読んでいた。私を見るなり、「この本に書いてあることは本当だと思うか」と聞いた。私は即座に「本当だと思う」と答えた。表情は悲しそうであったが、以後私の仏教研究について干渉することはなかった。
 祖父にとって仏教は邪教である。それにも関わらず、私の研究にあえて反対しなかったのは、今にして思えば祖父の神への絶対的信頼の現れだったのであろう。我が孫が異教徒の教えを学ぶという、牧師として納得し難いことでさえも神の意思として祖父は受け入れた。己の分別 を越え、すべてを神に任せきっていたのであろう。
 今、日本人の多くが宗教を求めている。しかしそのほとんどは、宗教を自分の幸せを獲得する手段としてしか理解していないようである。真の宗教はすべての執着から自己を解放してくれるものである。それは仏教にもキリスト教にも見いだすことが出来るのではないか。自己中心的な心を根底から覆す本当の信仰を求める人々は、いつの世にも少ない。

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