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今という時間

今という時間 - [003]

「能く道芽を長ずる」
Norman A.Waddell(ノーマン A ワデル)

 不思議な事だが、現在のアメリカ人がおいしいパンを食べる事ができるようになったのは、800年前の日本人の御蔭である。
 私が学生時代を過ごした50年代のサンフランシスコのパンは、どちらかというとまずいものだった。が、60年代になると、かなり情況が変わる。その要因の一つには、多分アメリカの多くの若者が欧州旅行をしてパンの美味しさを経験した事もあるだろう。しかし、もっと深い所に思想的な原因があるのではないかと私は思う。パン途上国からパン先進国までの目覚しい変化は、仏教がアメリカに発展してゆくのと同じ時期に当たる。禅の修行に励んでいたアメリカ人が、白米よりも「自然」の理想に適った玄米を好んだように、食べ慣れているパンもまた「自然」の思想に適ったものを求めるようにヘルシーで、しかもとても美味なパンが作られていくことになる。
 西洋で命の支えと言われているパンは、最近カリフォルニア北部に行くと、まさに芸術作品ともいうパンが至る所に見られるようになった。これは他ならぬ曹洞教の開祖、道元禅師の「典座教訓」その他の経典に示されている、アメリカ人にとって新しい思想とライフスタイルの産物ではないかと思う。
 パン作りは、「ビジネス中心のアメリカから人生を取り戻し、生活を再び大地と合体させる行為」と宣言されるまでになった。

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