2019/04/04
本学が「京都教区 福島の子どもたちの一時避難受け入れの会」に協力
3月30日(土)~4月6日(土)、本学湖西キャンパスを会場に「2019年京都教区春休み福島の子どもたちの一時避難受け入れの会」(真宗大谷派京都教務所)が開催がされました。
今回で8回目となるこの事業は、春休みを利用して東日本大震災による原発事故の影響で現在もなお制限された生活が続く子どもやご家族のストレス緩和を目的に取り組まれており、今回は17家族44名の参加者に本学湖西キャンパスセミナーハウスをご利用いただきました。
期間中は、朝夕の勤行以外はほぼ自由に時間を使ってもらうプログラムとなっております。子どもたちは本学学生も参加するボランティアと一緒に施設内や公園などの屋外で元気に遊びました。屋外では自然に触れたり、手作りの遊具などで遊び、屋内では念珠づくりや画用紙で作った魚釣りなども行われていました。
また、4月4日には、昨年度に引き続き、福島の方々の話を聞くだけでなく、参加者の皆さんがお互いの話を聞き合うことで、交流を深めることを目的とした「福島の方々との交流会」が行われました。除染作業が続いている地域もある福島の生活実態について、現在もかかえる不安や子どもを守っていくために気を付けたいことなど、「福島の今」をテーマにさまざまな話を共有し、語り合う姿が見受けられました。