2017/09/08
2017年度防火・防災訓練実施
9月1日(金)10:00より、今年度の防火・防災訓練を実施し、教職員や学生など約120名が参加しました。
現在の消防法では、自衛消防隊の設置は建物毎に地区隊の設置が義務付けられています。今年度は、避難訓練と防火訓練(消防訓練/自衛消防隊活動)とを複合化させ、より実践的な訓練内容として計画し、「博綜館」と「響流館」を担当する各地区隊を中心に本学学生も参加する訓練としました。
第1部では、大規模地震の発生を想定した避難訓練が行われ、統括管理者の指示により直ちに対策本部の設置と避難場所への一斉避難の指示が出された後、訓練に参加した全員が避難場所へ速やかに避難しました。次に、学内複数施設にて出火および負傷者の発生を想定した防火訓練(消防訓練/自衛消防隊活動)が行われ、各地区隊の自衛消防隊活動(通報連絡、初期消火、避難誘導、重要物搬出、救出救護)を迅速に行いました。
第2部では、京都市消防局北消防署の指導のもと、消火器・屋内消火栓およびAED(自動体外式除細動器/Automated External Defibrillator)の実技訓練と、響流館の防火設備(防火扉および防火シャッター)の確認を行いました。普段あまり触れる機会のない消火・防火設備を実際に使用することで、使用方法や設置場所について改めて確認することができました。
今回の訓練参加者全員が、防火・防災への関心を深めるとともに、普段から防火・防災意識を持つことの大切さを改めて確認した訓練となりました。