2017/03/29
2016年度「卒業証書・学位記授与式」挙行
3月17日(金)に2016年度卒業式が挙行され、792名の卒業・修了生が学窓を巣立っていきました。
また、792名のうち大学院博士後期課程を修了して博士の学位を取得された5名の方々には、卒業式において学位記が授与されました。
学長による告辞では「卒業・修了する皆さんに二つお願いがある。一つは、本学は仏教の大学ですので、自分の利益のために生きるのではなく、他者の利益のために生きるという仏陀の教えを大切にしていただきたい。もう一つは、親鸞聖人の教えを大切にする大学でもある。親鸞は富ある人よりも貧しい人、名誉ある人よりも名もなき人と共に生きてこられた。皆さんも大谷大学を卒業して自分ではなく他者のために生きるときに、できれば社会の周辺で苦しむ人、その中で悩み深き人のそばに立って生きていただきたい。」と述べました。
引き続き、真宗大谷学園理事長より祝辞があり「これから実社会に出られて、挫折や先が見えない不安に駆られ自分で自分を見捨てたくなることもあるでしょう。しかし、そんな失意の時でも、皆さんのうえに平等に限りない如来仏陀の願いがかけられていることを忘れないでください。」とメッセージを送りました。
キャンパスには、晴れ着に身をつつんだ卒業生に花束を渡して祝福する在学生の声で賑わい、学科別の書類配付会場では、学科主任より卒業生・修了生一人ひとりに卒業証書・学位記が授与されました。
式典終了後は、市内のホテルにて「大谷大学卒業・修了ならびに同窓会新入会員歓迎祝賀会」が行われました。