2014/11/25【国際交流/語学学習】
真宗総合研究所とベトナム社会科学アカデミー宗教研究院が
共同編纂実施に関する協定を締結
ベトナム社会科学アカデミー宗教研究院に所属する本学卒業生・大西和彦氏を介して、本学真宗総合研究所へ学術協定が打診され、2013年12月、両機関が学術協定(MOU)を締結しました。
今回は新たに、昨年の包括的な協定を基盤として、具体的な共同事業を推進するための協定で「日越仏教用語辞典」の共同編纂に先立つ、「日本・ベトナムの仏教概説」を共同で編纂するという内容です。
本日は、ベトナム社会科学アカデミー宗教研究院から、グェン・クォック・トゥアンベトナム社会科学アカデミー宗教研究院院長をはじめ、ヴゥー・ティ・トゥー・ハープロテスタント研究室副室長、グェン・ティ・クエ・フォン科学管理・国際協力室副室長、ダーオ・ゴック・ソーン仏教研究室研究員、グェン・ビーン雑誌宗教研究主事兼編集室長、大西和彦本学真宗総合研究所嘱託研究員(ベトナム社会科学アカデミー客員研究員)の6名が草野顕之学長を表敬訪問され、その後、グェン院長と松川節研究・国際交流担当副学長による調印式が執り行われました。
グェン院長は今回の協定締結について「ベトナムは、日本のことを大変尊重しており、今回の協定は学術的進展だけでなく、両国の友好関係が深まることにつながると考えている」と述べられました。
今回の協定を機に、日本とベトナムの仏教研究について相互の進展が期待されます。