2013/05/01
2013年度4月 御命日勤行・講話 厳修
4月25日(木)10時40分より、今月の「親鸞聖人御命日勤行」を本学講堂において厳修しました。勤行は、混声合唱団の「仏教讃歌」で始まり、『正信偈』を学長の導師のもと全員で唱和しました。
次に学生の感話があり、「死について考えることは生きるということを考えることであり、今を考えることにつながるということを浄土真宗の教えから学び、身近な人の死と向き合おうと思うようになった」と話していただきました。また、もう1人の学生は、「実家のお寺を継ぐにあたってさまざまなことを悩んでいたが、悩む苦しみから逃れようとしているときにゼミの先生から“もっと悩みなさい”とのお言葉をいただき、悩むことの大切さに気づくことができた」と話していただきました。
引き続き、本学の山本和彦教授により、『般若心経』について、と題する講話がなされました。
講話では、「般若心経の文章は難しく、仏教の教理を広めることよりも真言を唱えることの効能について伝えることに筆者の本心があるのではないか」とご教示いただきました。また、「常に“なぜか”と疑問を持ちながら本を読んでいれば、いつも何か新しいことが見つかる」とお話しいただきました。
【総務課】
