2013/03/24【入試情報】
3月24日(日)、オープンキャンパスを開催しました!
(速報 当日レポート)
2013年3月24日(日)にオープンキャンパスが開催され、今回もたいへん盛況な一日となりました。
だんだん温かくなって、学内の桜が開花しはじめたなかでの開催となり、多くの高校生・保護者の方々にご来場いただきました。今回、来場者全員にお配りした記念品は、大谷大学オリジナルのキティストラップとドリンクサービス券です。またDMを持参された方には、新たに作成された記念品「スマホスタンド」をお渡ししました。
学生スタッフや大学関係者のみなさんも、来場者の方々と一緒に春の雰囲気を感じながら、気持ちのいい一日を過ごせたようです。
大学説明会では、当日のイベント紹介、村山入学センター長による大谷大学の特長、そしてキャリアセンター課長からは進路就職支援についての説明が行われました。年度がかわる時期の開催であり、また具体的な数字などを示された説明内容でしたので、来場者のみなさんは、たいへん興味深そうに聞き入っている様子でした。
本日のオープンキャンパスでは、教育・心理学科教授の岩渕信明先生による講演会が開催され、「先生になろう」という題目での講演が行われました。岩渕先生は教職支援センター長でもあり、「先生」という職種のやりがいについて、ご自身の経験を踏まえられながら丁寧にお話しくださいました。聴講されたみなさんも、「先生とは何か」「先生になる」ということを深く考えたことと思います。
学科紹介として、教育・心理学科と幼児教育保育科の在学生による学び紹介が行われました。在学生たちは、最初のほうは緊張した面持ちでしたが、次第にほぐれていき、高校生のみなさんに学科での学びについてうまく説明できた様子でした。
教育・心理学科では「電磁石をつくろう 魚つりゲームをつくろう!」という内容で実際にコイルを巻いて釣竿をつくり、クリップをつけた紙の魚をつって楽しんでいました。また幼児教育保育科では「子どもと楽しむ遊びの世界」として、紙芝居やオペレッタ、幼教Q&Aなどが行われていました。ともに、各科の特徴を上手に伝えられていたようでした。
楽しさが伝わるためには、先ずは自分自身が楽しむことが大事ですね。
今回は模擬授業が2つ開講されました。教育・心理学科では井上摩紀先生と教育・心理学科生が一緒になって、「5歳児になってみよう!」というテーマの授業が行われ、まるで本当の5歳児とのやりとりを実演するなどして、その行動パターンや心理について実践的に学んでいました。また、幼児教育保育科の模擬授業は、下道省三先生が「子どものことばと心理」をテーマに、子どもの面白い発言の具体的な例などをあげられながら、子どもが何を伝えようとしているのか、ということなどを考える機会を提案してくださいました。
今回から初企画のイベントとして、「体験!つながるゼミナール<絵本から学ぶ>」が開催されました。本日は入学センター長でもあり、哲学科准教授の村山保史先生が、シルヴァスタイン著『おおきな木』を読まれたうえで、来場者のみなさんには、本学の学生と一緒になって大学の特徴的な学びである「ゼミ」を体験していただきました。大学ならではのゼミを体験した高校生たちは、「発言するのは恥ずかしいけど、いい経験ができた」という声をもらしていました。
また村山ゼミの卒業生たちもかけつけてくださり、ゼミの懐かしい雰囲気を思い出していたようです。卒業してもこうして来学されることは、本当に大学のことを想っている証拠だと感じます。
個別相談コーナーや入試相談コーナーなどにもたくさんの方が来られ、説明している先生や大学職員に質問するなど、積極的に内容を聞いている様子でした。また、高校生の方がそこに設置された「なんでも相談コーナー」にスタンプラリーアンケートを提出し、記念品の「付箋ファイル」をゲットしていました!
今回、特別イベントとして、先生をめざす人の相談コーナーが設置されました。教職の資格を実際に取得された梅村美沙さん・川井柚香さん・田中結衣さんが、その窓口で高校生のみなさんと時には談笑しながら、「先生」になるための方法などを懇切に教えていました。また、教職支援センターに所属されている職員の方も、真剣なまなざしで高校生のみんなに「先生になる」ポイントを伝えていました。
今日、大谷大学新聞社の学生が、オープンキャンパスに来場された高校生を取材しようと学内を散策していました。そこに、大阪の高校から来てくれた上村正明さんが快く協力してくれました。日常生活のことや大学での学びについて語りあったり、その会話はとても面白いものでした。また夏のオープンキャンパスにも来てくれるかもしれない…、ということですのでお待ちしています!
午後から雨の心配もありましたが、終日春の陽気を感じるオープンキャンパスとなりました。朝に見かけた桜も、たった数時間でずいぶん開花してきれいになっていました。
新たに加わってくれた学生スタッフたちも、来場されたみなさんにすてきな笑顔で応対してくれました。さらに、スタッフたちが考案した「OTANI」の人文字をビッグフラッグの前で作ってくれたので記念に撮影しましたが、素晴らしい発想に驚きました。みなさん、今日一日お疲れさまでした!