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2012年度新着一覧

2012/11/30

2012年度「大学報恩講並びに歴代講師謝徳法要」厳修

11月24日(土)午前10時より、本学講堂において、大学報恩講並びに歴代講師謝徳法要が挙行されました。当日は晴天にも恵まれ、学外、学内から多数の方々にご参集いただきました。
宗祖親鸞聖人の絵像と歴代講師の肖像が掲げられた講堂で、学長の調声により『正信偈(真四句目下)』を全員で唱和して報恩講を厳修した後、引き続き歴代講師謝徳法要に移り『仏説阿弥陀経』の読経の中、来賓はじめ教職員、学生の代表それぞれが焼香をいたしました。

  • 歴代講師謝徳法要における代表焼香の様子

                            歴代講師謝徳法要における代表焼香の様子                         

法要終了後、学長からの挨拶があり、大谷大学で報恩講を厳修する意義と、講堂内にかけられている、歴代講師の肖像について説明がありました。

引き続き、吉元信行名誉教授により「犯罪・非行者の罪と願いー宗祖親鸞聖人の罪業観に学ぶー」の講題で記念講演が行われました。講演では、先生が40年間された保護司の経験を基に、近年発生している事件や、少年犯罪・非行の裏面にある環境や状況をご説明いただきました。また、我々は、如来の本願に任せて生きているが、いつの間にか犯罪に巻き込まれることがある。常に慚愧の心を持って生きるべきである、と述べられました。
その後、学内食堂に会場を移して小豆粥のお斎を全員でいただきました。

  • 草野学長による挨拶
  • 吉元信行名誉教授による記念講演

      草野学長による挨拶                                        吉元信行名誉教授による記念講演

参考/歴代講師

講師職は、東本願寺(真宗大谷派)の教育機関である学寮における最高責任者でした。学寮長であると同時に、学頭として学事一切を司り、安居の本講を担当しました。学寮に初代講師職が置かれた正徳5年(1715)から明治40年(1907)に廃止されるまでの約190年間、講師職は27人を数え、これらの方々を、後の学階条例による講師と区別して歴代講師といいます。

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