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Home > 2012年度新着一覧 > 真宗総合研究所 国際仏教研究班2012年度第3回公開講演会を開催

2012年度新着一覧

2012/10/25【学術研究】

真宗総合研究所 国際仏教研究班
2012年度第3回公開講演会を開催

10月11日(木)16時20分より大谷大学響流館3階マルチメディア演習室において、創価大学国際仏教学高等研究所教授(所長)の辛嶋静志氏を講師としてお迎えし、「言葉の向こうに開ける仏教の原風景—経文に見える「浄土」の意味」という講題のもと、真宗総合研究所国際仏教研究班の第三回公開講演会が開催されました。

今回は「浄土」に関する日本語での講演ということもあり、今年度最多の50名近い聴講者が集まりました。この講演は、般若経類を中心に展開される浄仏国土思想と初期〈無量寿経〉との関係性や、漢訳された『無量寿経』の成立状況などから「浄土」の意味の変遷を考察することを通して、文献学の視点から「浄土」の“原風景”を明らかにし、近現代の浄土理解にも一石を投じようとするものでした。

  • 公開講演会の様子
  • 創価大学国際仏教学高等研究所教授(所長)の辛嶋静志氏

公開講演会の様子
創価大学国際仏教学高等研究所教授(所長)の辛嶋静志氏

辛嶋氏の論旨は以下の二点に絞られます。

一つは、〈無量寿経〉の成立と浄仏国土思想の成立は没交渉であって、阿弥陀仏国を浄仏国土思想と結びつけて考えるようになったのは時代がかなり下がってからということです。

もう一つは、〈無量寿経〉が漢訳されたとき、「仏国土の美質・配置の極致」を意味する原語が「荘厳仏国清浄之行」などと“誤訳”されることによって、「浄土」が“国土を浄める(行)”という意味と結びつくに到ったということです。特に後者について辛嶋氏は、『無量寿経』の訳者が“ファンタジーに富んだ訳”を行った支謙の影響を受けるとともに、その念頭にすでに浄仏国土思想があったことから起こった“誤訳”であろうと指摘しています。

これらのことから、阿弥陀仏国は本来は浄仏国土思想とは関係が無いと断った上で、「今日、極楽浄土を心の中にあるように考えたり、現世にあるかのように解釈する例が見られますが、これらは、特に『維摩経』「若菩薩欲得浄土、当浄其心、隨其心浄、則仏土浄」の“浄仏国土”(土を浄める)思想と結びついた解釈です。“浄仏国土”思想で、〈無量寿経〉の西方にある「極楽」を解釈するのは、木に竹を接ぐ解釈です」と結論づけます。

原語の側面から、浄土がいわゆる自性唯心的に捉えられるものではないということを確かめている点において、辛嶋氏の講演は有意義なものでした。

一方で、今回は特に経文上の「浄土」の語意のみに焦点が絞られたため、総合的見地からの考察という点で議論すべき課題が残り、活発な意見交換が行われました。この点については、氏が「経文と親鸞聖人の著作にもどって考察しなければならない」と述べているため、今後の研究の進展と議論の展開が期待されます。

【真宗総合研究所 国際仏教研究班】

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