2012/07/04【学術研究】
本学助教の河﨑豊氏が、第54回日本印度学仏教学会賞を受賞
2012年6月30日(土)・7月1日(日)、第63回日本印度学仏教学会が鶴見大学で開催されました。
その際に開かれた総会におきまして、河﨑豊氏(仏教学科助教)のこれまでの研究成果が学会理事会で認められ、第54回日本印度学仏教学会賞を受賞しました。
今回、受賞されたことをうけての河﨑氏の写真およびコメントをご紹介いたします。
【仏教学科】
<河﨑豊氏の受賞コメント>
この度の受賞につきまして、何よりまず、これまでご指導頂いた諸先生方に深く感謝したいと存じます。 私は初期仏教の在家信者研究から出発した後、ジャイナ教と仏教の諸資料を比較することで両教の独自性を解明する研究に従事してきました。 近年は、ジャイナ教の断食死マニュアルの研究を通じ、インド諸宗教における身体観の解明に取り組むほか、パーリ語聖典の語彙索引作成や仏教術語の現代語訳作成プロジェクトに参加しています。 今回の受賞は身に余る光栄と感激すると同時に、とかく怠惰に流れがちな私への叱咤であるとも感じており、身の引き締まる思いです。 今後も堅実に研究を遂行し、学界に僅かなりとも貢献していく所存です。 |