2011/06/28
2011年度6月 御命日勤行・講話 厳修 ならびに
大谷大学奨学生証書授与式 挙行
6月28日(火)10時40分より、今月の「親鸞聖人御命日勤行」を本学講堂において厳修しました。勤行は、混声合唱団の「仏教讃歌」で始まり、『正信偈』を学長の導師のもと全員で唱和しました。
次に学生の感話では、未熟児の子どもを授かり子育てをするなかで、いのちの奇跡と強さを実感したこと、この世を生きる縁を大切にしたいと思ったことを話されました。また、もう1人の学生は、親鸞聖人の教えにはまだ出遇いきれておらず、自分と同世代の頃に名乗っておられた範宴にまずは出遭うことを通して、親鸞聖人に出遇っていきたいと述べておられました。
つづいて、本学の宮下晴輝教授からは、「教説と信仰-仏伝中のいくつかのエピソードから考えること-」と題する講話がなされました。講話では、釈尊の説法について物語に描かれた多くの事例を紹介され、その物語と釈尊の教えをどう考えていくかご教示をいただきました。また、釈尊の教えを信仰するとはどういうことなのか物語の一節から検討を加えられました。