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2009年度新着一覧

2009/11/15

池田教授が株式会社KDDI研究所と通信品質に関する共同研究をスタート!

池田佳和教授(人文情報学科)が、2009年10月1日に株式会社KDDI研究所とインターネットの通信品質について共同研究をスタートしました。

インターネットの世界での通信方式は、ギャランティ型(通信品質が保証されているサービス)」ではなく「ベストエフォート型(通信品質の保証自体はない一般的なサービス)」の安価なサービスが普及しています。

昨今、インターネット自体が私たちの日常生活において一般的なコミュニケーション手段としてインフラ化し、またライフライン(地震災害時などの緊急対応)にも利用されるようになり、インターネットが接続される品質を安定・向上させることが焦眉の課題となっています。

池田先生によると、「通信品質=接続状態の測定」といっても、インターネットの世界では様々なネットワークがチェーンのように複雑に接続されて全体を構成しているため、ピークアワー時の通信品質の劣化の原因を調べることは大変難しい作業だそうです。

今回の共同研究では、そうしたインターネットの現状を受け、様々なインターネットの接続環境における通信品質を計測するシステム構築により、正確なデータの集積・分析後に通信品質の安定・向上を目指した共同研究となっています。

池田先生は、「今回の共同研究は複数年にわたって継続される予定であるが、この共同研究にインターネットに関心を持つ本学の学生たちにも参加してもらい、最先端の技術開発現場の一端を是非とも直に経験してもらいたい」と教育指導上のねらいも熱く語っておられました。

池田先生 略歴

東京大学大学院を修了後、『国際電信電話株式会社(現在のKDDI株式会社)に入社し、研究所に勤務。国際電話交換機のデジタル化に関する研究を行い、自動ダイヤル接続技術を開発。数社の代表取締役社長や副社長を歴任後、2008年4月より本学教授として赴任。

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