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2009年度新着一覧

2009/05/30

親鸞聖人御誕生会

5月30日、宗祖親鸞聖人の御誕生会が営まれました。学生・教職員だけでなく、多数集まった一般聴衆の方々とともに、まず『正信偈』を唱和しました。そして木村学長による開式の挨拶のあと、今年度は映画「おくりびと」の原案にもなった『納棺夫日記』を著された青木新門氏を講師としてお招きし、『いのちのバトンタッチ—映画「おくりびと」によせて—』と題して記念講演を行っていただきました。

正信偈を唱える聴衆

正信偈を唱える聴衆

挨拶をされる木村学長

挨拶をされる木村学長

青木新門氏は、映画「おくりびと」が製作されることとなったきっかけを、まず俳優の本木雅弘さんとの出会いから話されました。そして映画と著作『納棺夫日記』との違いが「死」の価値観の違いにあることや、自身が「死」というものを認識し、肯定的に受け入れることとなったきっかけを納棺夫として勤めることとなる自身の経歴に沿ってお話しいただきました。

死の瞬間に立ち会うこと、死を肯定的に受け入れることの大切さを熱心に語られ、昨今起こる青少年によるせい惨な事件は、現代の死を隠蔽する文化にあるのではないかと指摘をされました。青木氏の絶妙なユーモアを交えながらの講演に、聴衆は時折笑いながらも最後まで熱心に耳を傾けていました。

熱弁をふるう青木新門氏

熱弁をふるう青木新門氏

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