ここからサイトの主なメニューです
  • 大学概要
  • 教育情報の公表
  • 入試情報
  • 新着一覧
  • 文学部 (2018年以降入学者)
    • 真宗学科
    • 仏教学科
    • 哲学科
    • 歴史学科
    • 文学科
    • 国際文化学科【2021年度募集停止】
  • 社会学部
    • 現代社会学科
    • コミュニティデザイン学科
  • 教育学部
    • 教育学科
  • 国際学部 (2021年4月新設)
    • 国際文化学科
  • 文学部 (2017年以前入学者)
    • 真宗学科
    • 仏教学科
    • 哲学科
    • 社会学科
    • 歴史学科
    • 文学科
    • 国際文化学科
    • 人文情報学科
    • 教育・心理学科
  • 大学院文学研究科
    • 真宗学専攻
    • 仏教学専攻
    • 哲学専攻
    • 社会学専攻【2019年6月廃止/修士のみ】
    • 仏教文化専攻
    • 国際文化専攻
    • 教育・心理学専攻
  • 短期大学部
    • 仏教科【2019年6月廃止】
    • 幼児教育保育科【2019年度募集停止】
  • 教員一覧
  • 学習支援
  • 地域連携
  • 国際交流/語学学習
  • 就職情報/キャリア支援
  • 学生生活サポート
  • クラブ活動
  • 学術研究
  • 生涯学習講座
  • 高大連携
  • 教員免許状更新講習
  • 校友活動
  • 図書館
  • 博物館

Home > 読むページ > 生活の中の仏教用語 > 智目行足

生活の中の仏教用語

生活の中の仏教用語 - [276]

智目行足

「智目行足」
Robert F. Rhodes(教授 仏教学)

 中国仏教を代表する僧侶のなかに、隋の時代に天台宗を大成した智顗(ちぎ)(五三八~五九七)がいます。智顗は仏教教理について深い学識を持つ学僧であるとともに、卓越した禅師でもありました。彼は多くの著作を残しましたが、そのなかでも『法華玄義(ほっけげんぎ) 』と『摩訶止観(まかしかん)』は、特に有名です。『法華玄義』は『妙法蓮華経』の題目を注釈したものですが、その中には智顗特有の壮大な仏教観が展開されています。また『摩訶止観』は止観(仏教冥想法の一種)について組織的に説いた優れた指南書として、中国や日本でも盛んに研究されてきました。

 『法華玄義』のなかに、「智目行足到清涼池」(「智の目と行の足とをもって清涼の池に到る」)という一節があります。この言葉には智顗の学問と実践に対する基本的な姿勢が示されています。つまり、ここでは智慧の目(智目)とそれに基づく修行(行足)が両方あってはじめて、清涼な池にたとえられる悟りの境地に到ることができると述べられています。

 智顗の時代には、仏典を学ぶ必要を認めず、ただひたすら坐禅を行う僧侶や、学問に没頭し修行を重視しない僧侶が多くいました。智顗は前者を「暗証の禅師」と名づけ、後者を「誦文(じゅもん)の法師」と呼び、両者とも厳しく退けました。智顗にとって、仏教の研究と実践は、あたかも鳥の両翼や車の両輪のようなものであり、両方とも悟りに到るために不可欠なものであったのです。

 誦文の法師のように、経典を研究するだけで、その教えを実践しなければ、何の結果も期待できません。しかし、逆に到達すべき目標が正確に見出されないまま、むやみに修行を行うと、時には誤った方向に突き進んでしまうことにもなりかねません。

 今日世界中で、宗教の名のもとにテロなどの暴力行為が頻繁に行われています。他に暴力を振るうことは、本来いかなる宗教でも認められることではありません。そのような宗教は、その本来の姿を失った宗教であるといわざるをえません。宗教に携わるすべての人が、自宗の教えをしっかりと把握し、信仰の道を確実に歩むことが願われています。

Home > 読むページ > 生活の中の仏教用語 > 智目行足

PAGE TOPに戻る

ここからサイトの主なメニューです