2014/12/09~2015/02/14【博物館】
2014年度冬季企画展 山田文昭コレクション —仏書を中心に—
【2014/12/9~2015/2/14】
2014年度冬季企画展
山田文昭コレクション —仏書を中心に— 開催にあたって/大谷大学博物館
大谷大学博物館の収蔵品は先学の寄贈による仏教典籍が多くを占めています。これらは研究上の関心から収集されたもので、大谷大学の学問のすがたを示すものといえます。本展では、宗教史研究に大きな足跡を残した先学の一人である山田文昭(1877~1933)のコレクションを紹介します。
山田文昭は、愛知県に生まれ、真宗大学・同研究院を卒業後、真宗大学・真宗大谷大学・大谷大学の図書館長、教授などを歴任、真宗大谷派宗史編修所長や京都帝国大学講師なども務めました。その研究は、史料に基づく日本仏教史、特に真宗史の究明に尽力したもので、それらの史料収集に精力を傾けました。その収集品には、今日、重要文化財に指定されるなどの貴重な資料が多く含まれています。
本展を通して、山田文昭の研究姿勢の一端に触れて頂ければ幸いです。