大学院人文学研究科
卒業生インタビュー
「英語プレッシャー」を和らげる入口役としての英語教師
大学院修了生インタビュー/哲学専攻 奥田 万里子
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Graduate School of Humanities
人文学研究科
人間や世界にかかわる根本的問題を東西の思想的伝統を踏まえつつ考究する。
修士
博士
POINT01
哲学専攻は、古代から現代に至る西洋哲学、明治以降の日本哲学、倫理学、美学・芸術哲学、宗教学・宗教哲学、心理思想、社会思想、カルチュラルスタディーズといった幅広い領域の思想研究を含んでいます。哲学科の出身ではなくても、例えば社会思想、心理思想、広く現代的な文化事象に関心のある人であれば、出身の学科専攻を問わず学ぶことができます。
POINT02
大谷大学初代学長の清沢満之は日本において西洋哲学を学んだ最初期の哲学者であり、仏教者でもありました。その後、鈴木大拙や西田幾多郎、三木清や西谷啓治らによって広範に展開された授業においては、東西を融合した宗教研究が常に念頭に置かれてきました。哲学専攻では、近代以降の仏教を思想的に学ぼうとする人や、東西の宗教事象を思想的に研究しようとする人を広く受け入れます。
POINT03
修士課程在学中に所定の単位を修得することによって中学校教諭の専修免許状(社会)と高等学校教諭の専修免許状(公民)を取得することが可能です。哲学専攻では物事を柔軟に多角度から捉え、理解したことを論理的に説明することを訓練することから、哲学専攻を修了した学生は教育者として必要な素養を身につけることができます。
CONTENTS
西洋哲学をはじめ、清沢満之や西田幾多郎といった大谷大学とかかわりの深い明治以降の日本の哲学者の思想、心理思想(フロイトやユング等)や社会思想、メディア、ジェンダー、ファッション等の現代文化を対象とする研究を含みます。
歴史的な倫理思想をはじめ、生命倫理・環境倫理・情報倫理といった幅広い領域に及ぶ現代倫理学を学びます。またカント、キルケゴール、ヴェイユ、レヴィナスといった西洋の哲学者の宗教思想を、東洋の宗教思想の伝統をも踏まえながら研究します。