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OTANI TALK

2017

哲学科 p.07


このページに掲載している情報は、取材当時(2016年度)のものです。

07:伝統的な勉強の仕方をきちんと学ぶ

門脇:これからどんなことをやっていきたいですか?

村岡:とりあえず目下の目標は、新入生歓迎イベントの「若葉祭」で「たにこん」のステージを無事に終わらせることです。私はソプラノなんですけど、女性が少ないので、新入生を勧誘できたらいいなと思って。「たにこん」では何らかの役職にも就いてみたいです。もっと盛り上げて、大学生活を充実させたいですね。

門脇:高校でも大学でも、部活に力を入れて良い時間を過ごしてるんだね。将来に関しては何か考えてる?

村岡:司書の資格を取るってことはイメージしてるんですけど、それで仕事をするのはすごく難しいと聞いているので、就職についてはまだ何も決めていないですね。

門脇:司書資格は、ないよりはあった方がいい、って感じやな。本屋さんに就職するなら、資格があれば多少印象は違うやろうけど。でも本屋さんも大変そうだよね。重いダンボールを運んだり、イメージと違うこともやらないといけないだろうしね。

村岡:私、そんなナヨっちい女じゃないんで、それくらいは運びますよ(笑)。

村岡さん

門脇:お、さすがやね。それは失礼しました(笑)。まあ今将来の仕事が決まってなくても、これから「文藝塾(※)」とかに顔を出して編集者になりたいと思うかもしれないし、いろいろ経験していってもらえばいいと思います。

大谷大学は、学部改編で2018年度から3学部体制になるんですけど、文学部はよりクラシックに、きちっとやっていくことが大切だと思います。時代の要請に合わせて変容していく学部もあるけど、文学部は、時代に迎合する必要はないんですよ。朴先生なんて2500年前のプラトンを読んでるし、仏教だって昔からの教えを学んでるわけやから。ガラパゴス化する文学部ですけど、伝統を大切にしていける場でもありますね。

門脇先生

村岡:学生にはどんなことを期待しますか?

門脇:哲学の伝統的な勉強の仕方をきちんと学ぶことを大切にしてほしいと思います。学部生に大事なことは3つあるんですよ。きちんと人の話を聞く、自分が勉強したことをわかりやすく伝えられるようになる、それから、面倒くさいことをきちんとやる。この3つがきちんとできる人って、一緒に働きたいと思う人なんですよね。哲学の勉強も、この3つをしっかりやるということと一緒なのでね。ぜひ頑張って行ってほしいと思います。

対談の様子

(※文藝塾・・・学生がさまざまな場面で主体的に自己表現できる高度な文章作成能力を身につけられるよう、「書く」ことのプロを招いて講義やセミナーを開催している。)

PROFILE

  • 門脇 健(Kadowaki, Ken)哲学科 教授

    門脇 健(Kadowaki, Ken)哲学科 教授 1954年福井県生まれ。京都大学大学院文学研究科宗教学専攻博士後期課程退学。1991年より大谷大学哲学科教員。
    人は動物には見られない不思議な行動をする。貨幣と呼ばれる紙切れやコインをもらうとニコニコする。悲しいことがあると悲しい歌を何度も繰り返す。人が死ぬとお葬式という儀式をしないと落ち着かない。お墓という石柱に向かって時おり神妙に手を合わせる。映画という光の影を見ながら興奮する、などなど。このような人間独特の行為を、ヘーゲルやフロイト、ラカンの知見をかりて解明することを目下の課題としている。

    (哲学科)門脇 健 教授の紹介ページはこちら ≫
  • 村岡 桜(Muraoka, Sakura)哲学科 2016年4月入学

    村岡 桜(Muraoka, Sakura)哲学科 2016年4月入学 岡豊高校(高知県)卒業。
    高校の時に読んだ本に面白さを感じて哲学科を志した。入学直後から混声合唱団に入り、メンバーと濃密な時間を過ごす。サークルでの活動が生活の中心になりつつも、「哲学関係の授業はすべて面白い」と言うほど、知的な刺激も受けている。
    もともと本を読むことが好きであるため、司書の資格は取っておこうと考えている。人間は何がゆえに人間として存在するのかを研究する教授の話に聞き入り、もっと本を読まなきゃと、学ぶ意欲も高まっている。


OTANI TALK Advance 2019 哲学科 対談ページ|(先生)脇坂 真弥 × (学生)村岡 桜 : 全力を傾注した経験は自分の糧になる ≫

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