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OTANI TALK

2017

文学科 p.09


このページに掲載している情報は、取材当時(2016年度)のものです。

09:文学科は、物事を考える引き出しを増やすところ

安藤:文章って、どうやって書かれるか考えたことある?社会や文化的な背景の影響も受けているだろうし、文字で書かれているからと言って、書かれているもの全てが理解されているわけでもない。どうやってその文章ができているのか。文章のでき方って、人間の思考の仕方にもつながっていくと思うので、文学を入り口にしてそれを学んでいくところが文学科だと思います。文学科は、物事を考える引き出しを増やすところなんですよ。

森田:文学以外だと、わりと理詰めで考えていくところもあると思うんですけど、文学は自由なところがあって、自由な発想をしていいんだってことを本が示してくれていますよね。

安藤:自由さももちろんだけど、基礎も大事にできるような、地道な努力の積み上げのうえに新しい発見ができるのが大谷大学の良いところだと思います。それを生かしていけるような学科でありたいですね。基礎はカッコいいことばかりじゃないけど、今の時代に受けるようなものを取り入れるばかりじゃなくて、ゆっくりでも確実に学びを進めていけたらいいですね。

対談の様子

森田:学生にはどんなことを期待しますか?

安藤:恐れずに、自分で「こんなことを知りたい」とか「これをやってみたけどどうですか?」って動いてくれると、私たちも「じゃあもっとこうしたらいいんじゃない?」ってアドバイスしてより面白いことができると思うので、いろいろなことにどんどんチャレンジしてほしいなと思います。何かやりたいことはありますか?

森田:今時間があったら、本を読みたいです。なかなかじっくり読むことのない純文学とか。三島由紀夫とか読みたいですね。

安藤:本は借りて読むほう?

森田:基本的に、気に入った本は買って、それ以外は図書館で読むようにしています。たまっていく一方なので。

安藤先生 安藤:たまるよね。私、整理整頓が苦手なので、そこら中に本がある状態です。ほんと、どうしましょうね(笑)。


PROFILE

  • 安藤 香苗(Ando, Kanae)文学科 講師

    安藤 香苗(Ando, Kanae)文学科 講師 1977年広島県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科文化構造専攻博士課程修了。博士(学術)。兵庫県内の私立中学高等学校国語科非常勤講師、芦屋市立谷崎潤一郎記念館非常勤職員、鳥取大学地域学部非常勤講師などを経て、現職。
    明治大正期を中心に活躍した小説家泉鏡花の作品を中心にこれまで研究を続けてきた。日本文学の伝統を引き継ぎつつ、独自の文体と作品世界を作り上げた泉鏡花は、「小説」という表現方法の可能性を考える上で無視することのできない存在。今後もこれまでの研究内容を継続深化させてゆきつつ、まずは硯友社周辺の作家の活動から近代日本の小説言語がいかにして創り出されていったかということを探究したいと考えている。

    (文学科)安藤 香苗 講師の紹介ページはこちら ≫
  • 森田 修弥(Morita, Shuya)文学科 2016年4月入学

    森田 修弥(Morita, Shuya)文学科 2016年4月入学 草津東高校(滋賀県)卒業。
    高校生の時、受験勉強の合間に始めた小説の執筆にはまり、文学を学べる大学を受験した。大谷大学は第1志望校ではなく、オープンキャンパスにも参加したことがなかったため最初は不安だったが、文芸部に入り、仲間と切磋琢磨しながら充実した毎日を過ごしている。
    最近は本の読み方も変わってきて、細部へのこだわりが出てきた。今は文章を通して思考を鍛錬し、自分には何がしっくりくるのか探りつつ、将来のためにさまざまな経験を積んでいこうと思っている。

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