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OTANI TALK

2016

文学科 p.10


このページに掲載している情報は、取材当時(2015年度)のものです。

10:教師ならではの悩み話が面白い

浦山:もう1年生も終わりますね。忙しかったね。ゆっくり美術展を観に行くとか、ずっと好きなことだけしてる時間と自由がほしいなあ。

今井:なんか拘束されてるみたい。ここ、大学やで。

浦山:労働環境を訴えるべきかしら?

今井:失敗したらクビになるかもしれないよ(笑)。授業ないときは何してるんですか?

浦山:だいたい授業の準備してるか、自分の調べもの。喫茶店に行って本を読む先生もいるし、植物園(※)に足を運ぶ先生もいるよ。でもやることはいっぱいある。授業の準備は自分でここまでにしようって切らないと、どこまでもできちゃう。調べ出したら芋づる式に出てくるから。でも全部詰め込むと学生さんが爆発してしまうから、どこをそぎ落とすかは結構考えるよ。1回授業して学生さんの反応を見て、いまひとつやったな、っていう場合は、違う視点で調べてみるとか。「文学科演習Ⅰ」は4回チャンスがあるから、次はここを変えよう、とか、ちょっとずつ進化しているつもり。自分の中ではね。授業のやり方は先生によって違うけど。

浦山先生

今井:そういえば昔、「大学の授業は10分くらい遅れて始まって、10分くらい早く終わるもんや」って聞いたことあるかも。

浦山:私らの時代はそうやった。私も反省してるんやけど、いつも時間が足りなくなるんですよね。理想は5分くらい早めに終わることだけど。でも学生さんも「前に出て書いて」って言っても、なかなか出て来てくれないし。ああいうところでもっとテキパキしてくれれば良いのにな。

今井:なかなか前には出て行けないですよ。間違ったら嫌だし。

浦山:間違ったらそこで「ああ、そこを間違えたんか」って思えば良いのに。最近の学生さんはシャイだね。でもそこでなかなか書きに来てくれないと時間が経っちゃうからね。ある先生は、2限は12時10分まできっちりやらずに早く切り上げるんだって。学食が混むからって配慮してくれてるんだよ。でも学生の1人から「先生は授業をきちんとやってくれない」って言われたらしくて、反省して時間いっぱいやるようにしたら、別の学生さんに「最近なんで早く終わらないんですか」って言われたって。「俺はどうすれば良いんや」って悩んでたよ(笑)。

今井:そういう話を聞くの、面白い。早くそういう話の仲間入りをしたいです。

今井さん

浦山:きっとすぐだよ。頑張って。

(※植物園・・・京都府立植物園)

PROFILE

  • 浦山 あゆみ(Urayama, Ayumi)文学科 教授

    浦山 あゆみ(Urayama, Ayumi)文学科 教授 大阪市立大学文学部国文・中文学科卒業。同大学院文学研究科後期博士課程中国文学専攻単位取得退学。博士(文学)。大谷大学文学部特別研修員、専任講師を経て、2016年度より現職。
    研究対象は、明から清時代の中国語。中古から現代へ至る転換期のことば、中でも漢語の音韻が主な研究テーマである。字書や韻書に収められる漢字には音注が施されているが、既存の音注を受け継ぎつつ、当時の思想などからも影響を受けて、音注は変化する。その背景には色々な要素が絡まり合うので、ときほぐすことが大切だと考えている。

    (文学科)浦山 あゆみ 教授の紹介ページはこちら ≫
  • 今井 冬馬(Imai, Toma)文学科 2015年4月入学

    今井 冬馬(Imai, Toma)文学科 2015年4月入学 生駒高校(奈良県)卒業。
    高校の古文の先生に影響を受け、自らも国語教師になる夢を抱いて大谷大学に入学。所属する文学科でも、一風変わった先生方に囲まれて刺激的な毎日を過ごしている。
    漢字の羅列には苦手意識があるけれど、独創的な世界が広がる中国文学の面白さを説かれ、少しずつ興味もわいてきた。教員免許を取得することを目標に、学校ボランティアに励んで、先生として苦労話ができる日に備えている。

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