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OTANI TALK

2016

仏教学科 p.06


このページに掲載している情報は、取材当時(2015年度)のものです。

06:縁と逆縁が重なって今に至る

曽我:先生、なんで今の学問分野に進まれたんですか?

ローズ:私も宗教に関心があって。祖父がキリスト教の宣教師だったんですよ。でもキリスト教には関心がなくて。母が日本人で私もずっと鎌倉に住んでいたんですが、学校はアメリカンスクールに行っていたので、日本のことを教わらなかった。それで日本ってどんな国かなって思っていろいろなところを周っているうちに、お寺が面白いなと思って。

それで歴史、特に仏教史を勉強しようと思っていたんですけど、大学に入って初めての授業の時に、バスが遅れてしまった。慌てていて間違った教室に入ってしまったら、そこで教えてた仏教の先生が「これもご縁ですから聞いていってください」って言ってくれて。そんなきっかけで仏教をやるようになりました。伝統的に仏教研究が強いハワイ大学に進学したということもあったし、北鎌倉の五山の雰囲気がすごく好きで、日本のことも研究したかったから。わりと安易でしたね。

ローズ先生の本棚

曽我:面白いですね。

ローズ:踏み外したんですよ。でも逆縁と言ってね。最終的には良かったのかもしれないです。それで日本仏教をやることにしましたけど、大谷に来た時は中国仏教をやっていました。たまたますごく良い先生が面倒を見てくれて。「日本仏教をやりたいです」って言ったら「それでも漢文が読めないとね」って言って、彼のもとで漢文の勉強を始めました。博士課程まではずっと中国のことをやりました。やって良かったと思います。ちなみに、ゼミはインド仏教でした(笑)。

曽我:いろんな国の仏教を知ったうえでの日本仏教なんですね。

ローズ:そうなんです。仏教はインド発祥で中国を経て日本にやってきたものですし、日本だけやってるとすごく視野が狭くなってくるんですよ。日本仏教は背景がいろいろありますから難しいんですよ。でも大谷の仏教学ってそういうものですから。

ローズ先生

曽我:先生にとって仏教学科ってどんなところですか?

ローズ:私を育ててくれたところ。私はハワイ大学を卒業して1年間ここで聴講生をして、その後修士に進んだから、22歳くらいからこのあたりをウロウロしてます。大谷大学の先生方にはいろいろなことを教えてもらいました。仏教学科は先生と学生の距離が近いですよね。他の学科もそうだけど。他の学科の先生ともお友達だし、この大学はすごく良いところだと思います。来年からはどのコースにしますか?

曽我:「現代仏教コース」です。先輩方からは「仏教思想コース」に来いって言われてるんですけど。

ローズ:仏教思想は王道と言えば王道ですね。現代仏教も、基本をきちんと押さえておかないといけないですね。



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