研究内容

ある文学なり思想なりのテクストが説得力をもつとはどういうことか。そこではいかなる論理が働き、その論理はいかなる言語構造を持っているのか。いかなる論証手続きが説得力を生むのか。この「説得」の問題について、数学者、物理学者、思想家として知られるブレーズ・パスカルの作品を通じて研究しています。パスカルの卓越した文体と思想は、ボシュエやラシーヌをはじめ、後世に大きな影響を与えました。研究を通じて、論証におけるパスカルの説得方法と思想の独自性を解明することを目指しています。

主な担当授業科目

国際文化概論/学びの発見

所属学会

日本フランス語フランス文学会/日本フランス語教育学会/東北大学フランス語フランス文学会/上智大学フランス語フランス文学会/パスカル研究会/関西フランス語教育研究会/フランス近世の<知脈>研究会

経歴・活動歴

経歴

2022年東北大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。東北大学大学院文学研究科フランス語学フランス文学研究室研究助手、仙台白百合女子大学、東北学院大学、国立一関工業高等専門学校、東北文化学園大学、東北工業大学、宮城学院女子大学非常勤講師を経て、2022年より現職。

活動歴

東北大学フランス語フランス文学会『フランス文学研究』編集委員

主要著書・論文

単著論文

  • 「パスカル『パンセ』におけるdigressionをめぐって」
  • 「パスカル『パンセ』における « ironie »」
  • 「盲目の終わりとキリスト教信仰の始まり─パスカル 『パンセ』「移行」の章をめぐって─」
  • 「パスカル『パンセ』における回心について」

共著論文

  • 「フランス語初級者と「書く」ー短文形式での発信事例の紹介と見えてきた課題ー」