研究内容

 仏教美術の源流である古代インド仏教美術の研究をしています。仏教遺跡から出土した浮彫や碑文資料を手掛かりに、仏教がその誕生地である東インドから各地域に伝播した初期の様相を探っています。現在は、南インドのカナガナハッリ大塔(造営時期: 前1世紀~3世紀)から出土した仏伝図を文献資料に基づいて分析し、紀元後2世紀の南インドにおいて仏教がどのように受容されたのかを考察しています。

主な担当授業科目

 仏教文献基礎演習/学びの発見

所属学会

 日本印度学仏教学会/密教図像学会/佛教大学仏教学会

経歴・活動歴

 京都市生まれ。2005年大谷大学仏教学科卒業。2008–2010年ドイツ、デュッセルドルフ「惠光」日本文化研究センター惠光研究奨学生。2017年佛教大学大学院文学研究科博士後期課程仏教学専攻満期退学。2018年博士(文学)。2019年佛教大学非常勤講師、京都光華女子大学非常勤講師を経て、現在に至る。

主要著書・論文

 
論文 “Kanaganahalli Inscriptions” (with Oskar von Hinüber)
「インド初期仏教美術の仏伝図における出家の場面について」
「祇園精舎布施場面における神変図—Kanaganahalli大塔を中心に—」
「カナガナハッリ大塔に描かれる雪山地方への伝道伝説について」
「『義足経』における因縁物語—第10経と第14経に説かれる因縁物語とその図像表現—」
「カナガナハッリ大塔におけるスジャーターの乳糜供養図について」
「南インドにおける成道図の図像表現—満瓶を手がかりとして—」

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