

村上 無量 助教 Murakami, Muryo
- 専門分野
- 【真宗学】
博士(文学)
【研究領域・テーマ】
真宗学/親鸞思想/『教行信証』研究
研究内容
親鸞の仏道観。親鸞が「浄土真宗」として顕かにした仏道の内実を確かめることを通して、仏教の現実的意義、すなわち様々な科学技術の発達した現代社会の中で、本当の意味で「生きる」ということは一体どういうことなのか、あるいは「いのち」とは一体何なのかということについて学んでいる。具体的には、『教行信証』「信巻」に顕かにされている親鸞の信心了解を尋ねることで、「自己」という主体性や「人間」の抱えている根本的問題について考察している。
主な担当授業科目
真宗学特殊演習/仏教文献基礎演習
所属学会
大谷大学真宗学会/真宗連合学会/真宗教学学会/日本宗教学会/日本印度学仏教学会
経歴・活動歴
1992年福岡県生まれ。2015年大谷大学文学部真宗学科卒業。2017年大谷大学大学院文学研究科真宗学専攻修士課程修了。2020年同博士後期課程修了。
主要著書・論文
論文
- 「「我一心」の自覚道—法蔵願心への呼応—」
- 「親鸞の往生観—難思議往生を中心に—」
- 「『教行信証』「行巻」所引『十住毘婆沙論』に見る親鸞の龍樹観 —「入初地品」を中心に—」