

谷 哲弥 准教授 TANI Tetsuya
- 専門分野
- 【理科教育】
修士(教育学)
【研究領域・テーマ】
理科教育/生活科教育/教師教育
研究内容
- 小学校理科において、好奇心いっぱいの児童が持つ能動性を引き出すために必要な指導や教材開発について研究を進めます。また、主体的対話的な学びとは何かを問いつつ、科学的な物の見方や考え方を養うことを目指す授業づくりについて研究を進めます。
- 現職教員や教員養成段階の学生に対して、集団的省察活動を試み、教員としての資質・能力の熟達化を図る取組とその検証について研究を進めます。
ゼミ紹介
身近な自然に働きかける体験を生かして、主体的・能動的に学ぶ好奇心旺盛な児童を育てる理科授業について考えます。そのために、自然に直接触れる体験から得られる気づきや実感、疑問を手がかりにして、問題解決学習(探究的学習)を進めることを目指す理科の教材研究や模擬授業を展開します。また、模擬授業の経験を生かした集団的省察活動に取り組み、小学校教員としての成長(資質・能力の向上)について考察を深めます。
主な担当授業科目
教育・心理学演習/初等科教育法(理科)/教職実践演習(初等)/教科(理科)/探求ゼミ
所属学会
日本理科教育学会/日本教育心理学会/教育目標評価学会/日本生活科総合的学習教育学会/日本教師教育学会
経歴・活動歴
経歴
1981年3月 京都教育大学教育学部理学科卒業
1981年4月 京都府長岡京市・向日市・乙訓郡大山崎町にて小学校教員として勤務(~2018年3月)
2018年3月 京都教育大学大学院教育学研究科教科教育専攻理科教育専修(修士課程)修了
教育学修士。
2018年4月 大谷大学教育学部着任。
活動歴
長岡京市主催星空観察会にて、市民向け星空案内講師。
主要著書・論文
単著
- 『子どもに身近な生活科小学生 1・2年生 ものづくり 教育実践ブックレット71』(フォ~ラム・A 教育実践ブックレット71、1994年5月)
共著
- 『やさしくて本質的な理科実験 変えるものを明らかにして実験する(小5)』(本の泉社、2017年9月)
- 『理科が100倍楽しくなる実験・観察でつくる62の授業小学3年~6年』(フォ~ラム・A、2011年4月)
- 『板書でわかるDVDからすぐ使える映像で見せられる理科の授業 3年生』(わかる喜び学ぶ楽しさを創造する教育研究所、2013年4月)
- 『中学年の2学期の授業計画 かげのでき方と太陽の光を中心に』(日本標準 理科教室、2013年8月)
- 『人と環境』(日本標準 理科教室、2014年3月)
- 『高学年の自覚が芽生える頃学習活動・健康面も見直そう』(ルック 子どもと教育456号 2006年4月号、2006年4月)
- 『生物とかんきょう』(ルック 教師もたのしい小学校理科授業 なっとく!6年生、2008年5月)
論文
- 「理科の目標と教育実践」(大谷大学教育実践紀要)
- 「理科授業の基礎基本と授業実践」(大谷大学教育実践紀要)
- 「中学校理科を見通した能動的な理科学習についての考察」(大谷大学教育実践紀要)
- 「生活科の教育目標論の試み」(2017年3月 京都教育大学教育実践紀要第17号)
- 「職場で育て、生かす同僚性とはどのようにあるべきか- 次世代を担う教職員と共に考える学校づくりを求めて-」(全国到達度評価研究会 教科外教育分科会)
- 「教員の教育活動とその熟達に関する考察 -集団的省察活動と熟達に関する意識調査を手掛かりに-」(大谷大学初等教育学会「大谷大学初等教育学研究紀要」創刊号、2019年3月1日)