修士課程 【社会学専攻2018年4月学生募集停止、2019年6月廃止】

日本文化と東洋文化の2コースに分かれ、歴史学と文学の手法による文献読解を中心に、総合的な研究に取り組む。

仏教は、アジア諸地域の思想はもとより、政治・経済・文学・言語・風俗などに大きな影響をあたえており、仏教を土壌として各民族の文化が形成されてきたといえます。
仏教文化専攻では、アジア諸地域の仏教に関わるさまざまな事象からテーマを見出し、日本文化と東洋文化の2コースに分かれて、歴史学と文学の手法を用いて、古代から近代にわたる文献読解を基盤とする、総合的な研究に取り組んでいます。
本学は、古くから日本と東洋の歴史学・仏教史学・文学などの特色ある個別研究を展開してきた伝統をもちますが、そうした個別の「学」の方法や成果をベースにしつつ、それらを総合して「仏教文化学」としての追究を試みる視点をも持ちつづけて来ました。
グローバルな視点からの研究の必要性が求められている現代にあって、私たちの社会のよってたつアジアの文化を、仏教の視点から真摯に問い直していくことこそが必要であると考え、欧米における文化との比較や、異文化間の交流を対象にした研究もカバーしています。

博士後期課程

修士課程における基礎研究を踏まえながら、その研究成果を現実社会にフィードバックし、問題解決を試みることをめざします。

博士後期課程では、修士課程における基礎研究を踏まえながら、さらにその展開をはかり、研究成果を現実社会にフィードバックして問題解決を試みることをめざします。また、研究課題を絞り込むために現代社会学、文化人類学という2つの研究領域を設定した修士課程とは異なり、研究者としての視野の拡大を促すために、研究領域の選択を特には求めません。
文献を中心にした理論研究、社会調査、フィールドワークなどの学生の研究活動と研究指導の連繋をはかるため、各人の研究テーマに対応して個別の研究指導を行います。

最近の修士論文題目(抜粋)

  • 日本における高齢者福祉の現状と課題
  • 現代タイ青年とタンマカーイ寺院 -青年ボランティア活動と功徳の分析-
  • チベット文化圏北インド・ラダックにおける葬送儀礼の研究
  • 対人間葛藤の発生と保育士の介入
  • 中日青少年犯罪・非行の比較研究
  • 東北タイ農村社会における居住空間概念 -生活様式の中で-
  • 「教育言説」としての「地域」・「地域社会」の研究
  • 少年非行の現代的特徴 -精神・心理的側面との関わりで-
  • ファシズムとプロパガンダ -ドイツと日本との比較を通して-
  • 監視と自由 —監視カメラを監視する—
  • 寺院の社会貢献 —保育園運営に注目して—
  • 現代タイ人の霊魂観と葬送儀礼 ~タイ北部の農村の事例を中心に~
  • チベット・アムド地方レプコン地域における3歳男児の通過儀礼 —ジャワォガン村を事例として

最近の課程博士論文題目(抜粋)

  • 北タイ民間治療師(モー・ムアン)の民族誌-治療師- クライアント関係の変容を中心に
  • 個人の社会的関係が外界認知と外界の記憶とに及ぼす影響
  • 公立学校における民族学級の意義と可能性 -大阪府の事例を手がかりに-
  • 在日カンボジア難民におけるディアスポラ性 -多文化共生言説とそれにともなう葛藤-