地域連携

学まち連携大学促進事業に関する取組み

プロジェクト概要

 「学まち連携大学促進事業」とは、京都市と(公財)大学コンソーシアム京都との協働により、地域の住民組織や市民活動団体、地域企業、商店街などと連携した活動を通じて学生が学ぶ実践的な教育プログラムの開発及び実施に取り組む大学及び短期大学を支援する制度です。
 2016年の夏に(公財)大学コンソーシアム京都及び京都市による大学における地域連携事業とカリキュラムとの連動及び全学化を補助事業「学まち連携大学促進事業」の公募があり、「北区・北大路を中心とした大学・地域連携事業」として申請し、採択されました。
 「北区・北大路地域を中心とした大学・地域連携事業」では、大学の位置する烏丸北大路地域において、地域住民やNPO、地元企業、商店等の事業組織と大学が連携し、宗教や歴史、国際文化、教育、保育、情報メディアなど、様々な専門性を有する学生、教員が正課および正課外の活動を通じて、子育て支援や、地域情報の発信、観光振興などをテーマに、地域の魅力をさらに高めるような取り組み、あるいは地域の課題を解決、改善するような取り組みを目指しています。
 具体的には、「祇園祭ごみゼロ大作戦」「子ども・子育て支援事業」「聞き取りを通じた多世代交流事業(左京)」「北大路情報発信」などが、学まち連携大学促進事業として取り組む活動です。
 学生・教職員にとって、学び暮らす街である烏丸北大路エリアにこれらの活動を通じて、①研究成果の社会還元、②実践活動を通じた学生の学びの充実、③地域貢献が両立・実現できるよう、取り組んでいます。

活動内容と成果

 「学まちサミット」とは、京都市と(公財)大学コンソーシアム京都の共催で行われる交流発表会です。主に、市内における大学・学生と地域の連携事例や地域連携活動に関わる大学・学生や地域団体等が交流する機会として2016年秋より年に一度開催されています。
 このサミットでは、「学まち連携大学促進事業」にて採択された大学が、日頃の地域連携事業に関する活動内容や成果について報告します。2017年11月に開催された第2回では、社会学科赤澤先生が大谷大学の取り組みについて発表した後、具体的な事例として、「北大路情報発信プロジェクト」で活動する、文学部社会学科地域政策学コースの2年生が中心となって、地域の情報収集、取材、発信についての報告を行いました。