地域連携

子ども子育て支援プロジェクト

プロジェクト概要

子育て世帯がたくさん暮らす住宅街という側面を持つ北区。京都市及び北区は子育て政策として、子育て中の保護者の不安や疑問を解消し、地域で孤立しないよう、地域の人たちとの仲間づくりや交流活動を推進しています。大谷大学教育学部教育学科幼児教育コースではこれらを将来保育士や幼稚園教諭など、保育者を目指している学生たちの実践的な学びの機会—とくに近年保育者として必要とされている子育て支援・保護者支援の実践力を身につける学びの機会—として捉え、またそれが同時に地域貢献を実現する試みとしてプロジェクトに取り組んでいます。2020年度より新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けつつも2021年度と同様の事業を展開しました(下記「2022年度 活動報告」参照)。なお、本年度も園児が本学に来校する取り組みは実施できませんでした。

2022年度 活動報告

京都市の子育て支援事業である「いないいないばぁ教室」を京都市子育て支援事業の北区の拠点園である京都市楽只(らくし)保育所と共同で半期6回実施しました。制限の中での実施ということから、楽只保育所での開催となりました。また学生の参加も人数を制限し、京都市からの要請により各回3名までです。
また例年活動している、北区の「地域子育て支援ステーション」である紫明幼稚園・のぞみ保育園と連携し子育て相談や子育て講座・園庭開放等に取り組む「あかちゃんにこちゃんサロン」については、2020年度より実施を見合わせています。

学生の声

教育学部教育学科幼児教育コース 第2学年 I.H

私は楽只保育所の子育て支援に参加して、月齢によって発達の違いが大きいことや個人差があることがわかりました。そこで、親子の集まれる機会を作ることで悩みや不安を打ち明けることができ、子どもの成長の見通しが持てると感じました。


教育学部教育学科幼児教育コース 第2学年 C.T

私は今回の子育て支援の取り組みを通して、改めて保護者に寄り添ったサポートであると感じました。子育てのお母さんが沢山集まり、日頃の悩みや不安を相談し合うことができるため、孤立を防ぐことにつながると感じました。

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