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OTANI TALK

Advance2019

歴史学科 p.06


このページに掲載している情報は、取材当時(2018年度)のものです。

06:人を納得させるために、きちんと教わる

井黒:大学院に行くためにしていることは?

中原:とりあえず本を読んでいます。漢文もちょっとずつ勉強しています。

井黒:そうだよね。漢文は絶対やらないとね。今、漢文の授業は出てるの?

中原:今はもう出てないです。仏教学の副専攻もあるし、学芸員の資格も取ろうと思ってるので、そっちを先にやってて。

井黒:あまり漢文の世界から離れないようにね。自分で読み進めて、それを成長につなげていけるにはまだちょっと早いかなと思うので。本来であれば授業に出て、1つでも2つでも漢文を読んでいくってことが必要だと思うよ。まあ出れない分、自分でどうにかして読むことをやっていかないとね。史料が正確に読めないと、妄想を語ってるだけになっちゃうから。

卒論を書くと、その後の口頭試問のときにも聞かれるんですよ。「この史料をどう読みましたか?」って。自分が言いたいことは、「この史料にこう書いてあります」って根拠を言えるようにするんだけど、その時に「でもその読み方、違うよね」って話になったら、立ててきた筋道が全部崩れちゃうでしょ。だから人を納得させるような読み方をしたいのであれば、きちんと教わった方がいいと思います。

対談の様子

大学院になったら、極端な話、1か所でも史料の読み方を間違えたら、その人の研究全てが否定されちゃうくらいの厳しさなんです。「ここ、たまたま間違えちゃいました」じゃ済まない。言い直しは効かない。そういう世界だからね。その論文がダメなだけじゃなくて、その人がこれから書くものだって「あいつの史料の読み方はいい加減だから、これも読む価値ないよ」ってなっちゃうから。だから授業の取り方も、どうにかして漢文のことも考えてみると良いね。それにしても、思いきり勉強ができて、うらやましい環境だね。

中原:そうですね。親には「納得いくまで勉強しなさい」って言われてて。2年生の頃から「将来何になるんや」っていう話をしてて、「大学の先生になりたい」って言ったら、ひとまず「勉強できる環境は与えてあげる」って。10歳年上の兄がいるんですけど、兄にも「先行投資や。あとはお前がやれ」って言われてサポートしてもらってて。

井黒:自分のやりたいことをやらせてもらってるっていうのは良い環境だよね。今の学生さんを見てると、バイトに追われて学校の授業に出るので精いっぱいみたいな子もいるからね。

中原:ありがたいですね。

井黒:本当だよね。

井黒先生



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