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OTANI TALK

Advance2019

歴史学科 p.05


このページに掲載している情報は、取材当時(2018年度)のものです。

05:やりたいことをやるための険しい道

井黒:指導する側としては、学部の1,2年生は手厚く見守っているけど、3年生になったら、その子なりの考えを尊重していくんです。そして4年生になったら自分で考えをまとめていく。正解はないから。だから3年生っていうのは、授業に向き合う態度も変わってくる時期なんですよ。2年生までは、好きなことは何かを突き進めて行けばいい。3年生になるときに、好きなことプラス、自分にできることは何かを考える。やりたいこととできることのバランスを探るんです。4年生になったときには、やりたいことは決まってるから、自分自身が書けることは何か、読める史料は何か、というのを残していって論文に取り組んでいく。だから、現実を見ていく時期である3年生っていうのはすごく大事。特に3年の後期っていうのは大事な時期だと思うけど、これからの目標はある?

中原:今のところは特になくて。今が精いっぱいで、先のことをあまり考えられなくて。

井黒:それはそうだけど、今までやって来たことを続けつつ、さらに何かをやらないと。将来的には何をするかとか考えてる?

井黒先生

中原:将来は大学の先生になりたいと思ってます。なんか面白そうだなと思って。中学・高校の先生っていうのは、カリキュラムに縛られて嫌じゃないですか。教えなきゃいけないことが決められてて。それに引き換え、大学だったら自分のやりたいことができて面白そうじゃないですか。

井黒:まあね。そうか、そう映るのか(笑)。

中原:こんな自由な職業ないですよ。自分のやりたいことやってるわけですから。

井黒:そうすると大学院に進学するってこと?

中原:そうですね、今のところ。

井黒:相当険しい道のりであることは間違いないよね。修士課程に行って博士に行って、それからまた研究を続けながら職を探して、ってことだから、まずは研究が好きじゃないといけないし、好きなだけでも駄目なんだよね。研究者になりたい人は山ほどいるから、彼らに競り勝っていかないといけない。そういうときに、語学の力であったり史料を読んでいく力であったりを身に着けていなきゃいけないんです。これは大谷大学の中で一番になるってことじゃなくて、むしろその分野で一番にならないと。そこを目指すことができるかどうかだね。日本の数ある大学の中で、同じくらいの世代がたくさんいる中で、一番になれるかどうか。大谷大学で一番になるっていうのは、大学院くらいになるとあんまり関係なくて、大学院生だったら自分の研究分野については先生より詳しくならないと。それくらいの覚悟がいるよ。

中原:でも歴史学って面白そうじゃないですか。そこを楽しみたいなっていう思いはあります。

中原さん

井黒:その険しい道を突き進めるように努力ができるよう願ってます。でもそうだとすると、卒論は他の子より高いレベルを求められるよ。そうでないと「なんで大学院行くの?」って話になっちゃうから。そこまでいくのに、これからスキルを磨いていくことが必要だね。



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