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OTANI TALK

Advance2016

仏教学科 p.01

仏教学科 対談ページ|(先生)釆睪 晃 × (学生)大久保 拓孝 : インドで僕も考えた。谷大でも考えるこれからの仏教のこと

実家のお寺を継ぐことを目標に谷大での学びを深める大久保君は、研修先のインドで、授業で習ったことや読んできた本の舞台が目の前に広がることに感動します。「雰囲気に身を浸すことが大切」という先生の言葉に頷きながら、少しずつ知識を我が物としています。難しい漢文やサンスクリット語の理解には周囲の力を借りると良いといったアドバイスも今後の学びに取り入れて、持ち前の屈託のなさを生かし、卒業まで手を抜かずに頑張ります。


このページに掲載している情報は、取材当時(2015年度)のものです。

01:雰囲気に身を浸し、少しずつ吸収する

釆睪:仏教学科で受けてきた授業はどう?

大久保:相変わらず漢文がわからないので、読むのが苦手です。

釆睪:漢文っていうのは、順番がぐちゃぐちゃになると意味がわからなくなるから、順番さえ見ておけば良いんだよ。最初は主語。構造が見えれば簡単なんやけどな。

漢文の本

大久保:サンスクリット語の授業も2つくらい受けましたけど、全くわからないです。

大久保さん

釆睪:毎日やってないからやわ。サンスクリット語は往々にしてローマ字で表されるけど、本来はローマ字ではないということはわかったでしょ?格変化することもわかったでしょ?どう変化するかは覚えていないだろうけど(笑)、そういう構造自体がわかっただけでも、全く知らないという状態よりは先に進んでるよ。

大久保:先生が授業で、ローマ字しか書いていないサンスクリット語を「訳して」って当てるんです。みんなは日本語の文みたいにパパッと訳してますけど、僕がわかるのなんて「deva(※デーヴァ=神)」だけなんですよ。だからその授業では、当てられないように気配を消すことにしていました(笑)。そうしたら1回も当てられなかったです。良かったです。

釆睪:……それは良かったのか?どうなんだろうね。でも授業で寝ていたとしても、毛穴からは入ってるよ。短い時間でできるだけたくさん覚えようと思ったら、目から入れるのが一番。でもそれは長い間定着しない。耳から入れると、見て覚えるほどにはたくさんは覚えられないけど、少し定着する。一番忘れないのは、毛穴から。

大久保:……えっ?毛穴?

釆睪:つまり、雰囲気に身を浸すってことや。仏教の世界に足を運んで、少しずつ吸収していくんだよ。だから、どうせ眠ってしまうかもしれないけど、講演には行った方がいい。面白くないかもしれないけど、展覧会にも行った方が良い。学生のうちに価値があるのは、「これ、何が面白いんやろ?」っていうものを見ること。「何かすごいらしい」というものを目の前にすることに価値がある。それが後々大きくなります。そういうのにどれだけ触れているかで今後変わってくる。

釆睪先生

本も、著者名をメモしておくだけでも違います。一番良いのは全部読むことだけど、それができなかったら「はじめに」と「おわりに」を読む。それもしんどかったら、目次を読む。それでも面倒くさかったら、背表紙だけでも読んでおく。手に取って肌で感じるだけでも全く知らないよりはだいぶ違うよ。本文を読まないから意味がないということはない。そういうことをやっていくだけで得られるものに差が出るから、どんどんやってください。



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