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OTANI TALK

2019

哲学科 p.06


このページに掲載している情報は、取材当時(2018年度)のものです。

06:安心できるつながりが人間の豊かさになる

村山:今って結構、友達に縛られるっていう意識が強くない?Facebookで友達の多さを競い合うとか、LINEでも既読にしないといけないし、みんな友達疲れしてない?ツールがいろいろあるおかげで人間関係が複雑になりすぎてるから、あらゆる時間に友達が入り込んでくるよね。これがしんどいような気がする。君ら、休める時間がないでしょ。ちょっと気の毒な感じがするよ。こういう時代だからこそ友達がいらないっていうのもわかる気がする。

でも、友達がいた方がいいっていうのもわかるよね。あの時のディスカッションで、誰かが「会わなくても大丈夫なのが友達」って言ってて、その通りだなと思ってさ。「普段は全然会わないけど、会おうと思ったときは必ず会える。そういう関係の人はいた方がいいと思うし、欲しい」って。

津﨑:そうですね。普段は、僕も友達が必要だと思ってるので。

村山:友達、必要だよね。津﨑君は少数精鋭の友達を持ってるタイプなのかな。人ってね、ストックを持っていた方が良いんですよ。

津﨑:ああ。

村山:君、すぐわかるね、僕の言うこと。こんなわかりにくい言い方をしたのに、なんでわかるの(笑)?

津﨑:ニュアンスですかね。説明しろって言われたら難しいんですけど。

対談の様子

村山:哲学は、言葉で説明しないといけないんだよ。感覚的にわかってても。

津﨑:そうなんですよね。最近それがわかってきました。

村山:いつでも手が届くものは、確実に必要なんや。でもストックっていうのは、奥にあるもの。なんでそれが必要なのかと言えば、多分、安心感が必要なんやな。いつもは会わないけど、何かがあったら彼だったら駆けつけてくれるだろうとか、彼に何かあったらどんな時でも自分は駆けつけるとか、他の人だったらわかってくれなくても、彼だったらわかってくれるとか。そういう見えないつながりがあるっていうのは、人間の豊かさにつながってて、安心して生きていけることにつながると思うんだよね。ディスカッションの時も、そういうニュアンスのことを言っている子がいたよね。僕もそう思う。

信仰とか宗教も同じなんだよ。「何かあったときにはつながっている」っていう支えがあるかないかで、生き方が変わると思うんだよね。もちろん、つながる相手は神様でなくてもいい。友達でもいいし、先生でもいい。歴史上の人物でもいいんだよ。

津﨑さん 津﨑:言葉とかもですか。

村山:そう。そういうのが自分の奥にあるっていうのが大事。これから、くじけることとかたくさんあるだろうけど、そういうときにも大切。僕にとっては津﨑君って、ストックみたいな人なんだよね(笑)。

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