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OTANI TALK

2019

哲学科 p.04


このページに掲載している情報は、取材当時(2018年度)のものです。

04:演じることで、自分じゃない人を体験する

村山:津﨑君は高校の時、演劇をやってたんだよね。哲学科で演劇って、すごく珍しいと思うんですよ。僕は美とか芸術に弱いんですけど、演劇の良さって何?

津﨑:いろんな人の体験を疑似的にできることです。自分じゃない人の体験ができる。感情的な面でもそれを味わえることです。

村山:普段の自分じゃ持たないような感情もね。そう答えた君の面接では感心した記憶があるよ。どんな内容の演劇をやったの?

津﨑:ずっと役者だったんで、サーカスの役をやったり、宝塚の女性の役もやりました。ドレス的なものも着て。

村山:女装、楽しかった?

津﨑:いや、まあ、いい経験にはなりました(笑)。

津﨑さん

村山:異性の役を演じるのって、違和感なかった?

津﨑:男性が女性の役をやると、ネタみたいな感じになりますよね。でも女性が男性だとそんなに違和感がないというか。女性は男性のことをよくわかってるからかな?

村山:また含蓄のあることを言ったね(笑)。そうかもしれないね。男性は女性の一部しか見てないのかもね。生きていくと、役割を担わないといけないでしょ。何とか委員とか部長とか課長とか。役をやると、その技術を自分のものにできるんだよね。そういう技術が、後々自分を形成していく。ウチにも演劇部があるけど、なんで入らなかったの?

対談の様子

津﨑:一度見に行ったんですけど、雰囲気が違うかな、と思って。ここの部活は、中心の人を盛り立てていくという感じがしたんですけど、僕がやって来たのは、みんなで同じように作るという形の演劇だったので。

村山:誰かを中心にしていく形にあまり魅力を感じないのはなんで?

津﨑:できる人がやっても何かが生まれることはないかなと思って。

村山:またそんな深いことを言って(笑)。でも確かに君が言ってたのは、いろんな人がいろんな配役をする中で感情を持って、その人の中に何かが起きて来るっていうことだったからね。面接の時に演劇について話し込んだのは津﨑君が初めてだったよ。

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