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OTANI TALK

2019

哲学科 p.03


このページに掲載している情報は、取材当時(2018年度)のものです。

03:落ちてもなお、「ぜひ来てほしい」と熱望された

村山:実はAO入試の合否を出すとき、すごく迷ったんだよ。入試の話だからどこまで話していいかわからないけど、君については「この子は、ちょっとでも勉強すればできるのは間違いない」っていう意見がいくつか出てね。ある程度勉強してきて論文を形にしている人と、勉強すればガーンと上がるのは間違いない人とをどうするかって僕らの中ですごい悩んで。だけど「伸びしろがある」っていうことは点数化できないんだよ。僕らも点数をつけなきゃいけないのでね。

村山先生

だから僕らが願ったのは、AO入試がダメだったとしても、くじけずに絶対に再受験してほしいっていうことだったんだよ。AO入試って、自己推薦入試で受け直したら、検定料がいらなくなるんですね。「もしAOでダメでも自己推薦で受けてくれ」って言われたでしょ。あれ、「みんなに言うんだけど」って言ったけど、実は君に言ってたんだよ(笑)。絶対受けてほしいって願ってた。それで念入りに「受け直して」って言ったんだけど、覚えてる?

津﨑:はい。その時に、「小論文の神様」的な人の参考書も教えてもらいました。

村山:そうだよな。僕、走って行って参考書見せたよな。「論文を書くためにはこれを読め」って。あれ、僕の熱意なんや(笑)。君にぜひ来てほしいと思ったんや。それで自己推薦入試を受けてくれるかなと思ったんだけど、自己推薦は受けなかったんだよね。

津﨑:そうなんです。また自分で考えて、他の学校も見て、結局は指定校制推薦にしました。

村山:指定校制推薦って、試験と言うより教育なんですよ。「この本を読んで」って僕らが指定して、論文の書き方から教えていくっていうやり方なんですね。だから僕らとしては、君が指定校推薦にしてくれてありがたかった。自己推薦入試でもいいんだけど、指定校推薦だったら何回も会う中で教えられるので、賢明な選択をする人やなって思いました。指定校推薦の時に書いてもらった論文はきれいに書けてたんです。「良かった」と思ったよ(笑)。

津﨑:勉強してきたんで(笑)。

村山:そうだよね。さらに、AO入試も指定校推薦も、合格者は入学前教育っていうのがあるんです。課題図書として『ソクラテスの弁明』を読んでもらったんだよね。それで君に書いてもらったレポートを読んで、あまりの出来の良さに脇坂さんが感動してて。脇坂さんは、厳しい先生なんだよ。だから脇坂さんが「良い」って言ったらめちゃめちゃ良いんですよ。それで僕らも読んでみて、「本当だ、これは勉強してきたな」って。そして君は意見も優れてるんだよね。ディスカッションもやってもらったけど、それもずば抜けてた。AO入試で受け入れることはできなかったけど、そこから伸びてくれた。入る前にすごく伸びて、僕らもうれしかったよ。

対談の様子

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