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OTANI TALK

2018

(短)仏教科 p.01


このページに掲載している情報は、取材当時(2017年度)のものです。

OTANI TALK 2018 短期大学部仏教科 対談|(先生)上野 牧生 × (学生)鮫島 想太 「とらわれ」た自分を見つめ、仏の道を行く
大学で経営学を修めた鮫島さんは、大谷派の教師資格を取ろうと短仏に入学してきました。元住職さんやエリートサラリーマン、公務員といったユニークな経歴を持つ同級生と肩を並べ、一から仏教について学んでいます。自らを見つめなおす授業を通して自分の考え方が曖昧だったことを痛感し、新たな思考の仕方に接して刺激を受けています。物事に誠実に向き合う鮫島さんが歩む仏の道が、今後どれだけ拓けていくか楽しみです。

01:得度して、昨日とは違う自分になる

上野:鮫島さんは最近得度(※)したばっかりなんですよね。どうでした?

鮫島:ちょうど1か月くらい前ですね。得度のとき、子どもからお年寄りまでいろいろな年齢の人がいたことが印象深かったです。誰にでも開かれているんだなあって思いました。

対談の様子

上野:親鸞が得度したのが9歳だったから、お寺のお子さんはだいたい9歳のときに本人の意思とは関係なく親が得度させてしまうことが多いんだけど、鮫島さんはお寺に生まれたけれども今まで得度をしていなかったんですね。今おいくつですか?

鮫島:23歳になります。得度は親から言われなかったので、今までやりませんでした。

上野:親御さんにはどういう願いがあったのかな?

鮫島:自由にやってほしいって思ってくれていたんだと思います。

上野:得度した時のご両親の反応はどうでした?

鮫島:やっぱり喜んでいました。

上野:僕は大学院時代に出会った妻と結婚してお寺にお婿さんに入ったので、29歳のときに得度したんですよ。何時間も正座するんですよね。もう足の感覚がなくなるくらい。足がすごく痛くなったのを覚えています。それ以来、得度って言うと正座した時の足の痛さがまず思い出されます。

鮫島:僕はその正座で立てなくなりました(笑)。

上野:そうなるよね。あと得度の時は、東本願寺の地下にある床屋さんで髪を剃ってもらうんですけど、何人もの人を流れ作業でやるので、剃刀が痛いんですよね(笑)。でも剃髪をして法名を与えられて、正式に僧侶になる得度という儀式を経て、俗から聖へと、昨日までの自分とは違う自分になるんですよね。

上野先生

鮫島:あまり実感はなかったんですけど、気持ちは引き締まりますね。

(※得度……僧侶となるための儀式。)

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