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OTANI TALK

2017

国際文化学科 p.06


このページに掲載している情報は、取材当時(2016年度)のものです。

06:自転車で野宿しながら沖縄へ

李:以前にも少し聞いたけど、自転車で旅もしたんですよね?

木村:はい。友達と2人で、自転車で滋賀から鹿児島港まで行って、そこからフェリーで沖縄に行きました。4年前に修学旅行で沖縄に行って、伊江島で民泊をさせてもらったんですけど、そのときに見た海がめっちゃきれいで、また絶対見に行こうって言ってて。単に飛行機で行くだけじゃ面白くないし、自分は日本に生まれてもまだ滋賀と京都しか行き来してなくて、全然日本のことを知らないなと思って、自分の足で日本の広さを感じてみたいなと、半分ノリで自転車で行くことになりました。往復で20日くらいかかりましたね。

李:それは長旅でしたね。

木村:でも自転車で行って本当に良かったです。僕ら、パンクの修理をマスターせずに行くというアホなことをしたんですよ。普通なら覚えておかなきゃダメなんですけど。それでパンクして自転車屋さんを探して歩いていたら、たまたま庭に出てたおばあちゃんに声をかけてもらって、その家のおじいちゃんに直してもらったんです。見ず知らずの学生にこんなことしてくれるんか、優しいなって感動しました。そのおかげで学校が始まるまでに帰ってこれました。

広島から四国にわたるしまなみ海道という橋を渡ってたときに、僕らが「次はここで野宿しよう」って寄った場所で野宿していた女性と話して意気投合して、今でも連絡を取ってます。その人もカンボジアで働いてたことがあるって言ってて話が盛り上がって。あと数メートル止まる場所が違ったり、あと1分ですれ違ってたりしたら全然話さなかっただろうと思うと、不思議ですね。「今日も野宿か……」って結構病んでたときだったんで、いろいろ聞いてもらって助かりました。「野宿がきついならゲストハウスに泊まりな」って教えてもらったり。本当に自分はなんて無知な状態で旅に出たんだって思いました。

李:助けていただいて良かったですね。そういう出会いは良いですね。

李先生

木村:旅してると、奇跡のような偶然にしょっちゅう出会いますね。沖縄について、修学旅行で泊めてもらった人の家を探して、前日にようやくわかったので、電話して「今旅してるんですけど泊めてもらえませんか」って言ったら「いいよ」って言ってくれて。4年前に1日だけ泊まった中学生を覚えててくださって、3日くらいお世話になりました。

李:それもボランティア精神ですね。広い心をもって困った方を助けるっていうね。

木村:本当にその時はお金もなくて、泊まらせてもらって助かりました。めっちゃきれいな海も見れて、「これを見に来たんだ、来て良かった」って思いました。でも台風が来てた時の野宿はつらかったですね。雨と風に打たれながら寝袋にくるまって。

木村さん

李:若さで乗り越えてるって感じですね(笑)。こんなにたくましいとは思わなかったよ。普段からはわからないね。ちょっと不便な外国に行っても大丈夫そうな気がしますね。

木村:屋根とベッドがあることが当たり前じゃないってことがわかりました。外に出て、今の生活がどれだけ裕福かがわかりましたね。親のありがたみとか。

李:それがなければ、親や温かいご飯が食べられる普通の生活のありがたさがわからなかったよね。経験は本当に貴重だと思いますよ。

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