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OTANI TALK

2017

仏教学科 p.07


このページに掲載している情報は、取材当時(2016年度)のものです。

07:力強く歩める人を輩出するのが仏教学科

浮邉:学生にはどんなことを期待しますか?

箕浦:他の学科の学生でもそうなんですけど、僕は一緒に勉強したいなと思っているので、一緒になって勉強できる人に育ってほしい。大学の教員って、一方的に知識を与えましょうとか教えましょうというよりも、一緒にやりたいんですよね。だから僕がやってることに興味を持ってくれる人がいないかなと思って(笑)。そういう学生さんがたくさん現れてくれるといいな。一緒にインドに行ってくれたり。

浮邉:私もインドには行ってみたいです。本場の空気を感じてみたいな。

箕浦:僕、初めての海外旅行がインドで、コルカタ(カルカッタ)に行ったんですよ。大都会なんですけど、大きなスラム街があってね。マザーテレサが活躍した町なんですけど、何もかも混沌としていて最初は本当にびっくりしましたね。僕の先生に連れて行ってもらったんですけど、大変な洗礼を受けました。あの衝撃が、インドのことを勉強してみようかなっていう1つのきっかけにもなりましたね。だから一緒にインドに行ってくれる人いないかなっていつも探してます(笑)。

対談の様子

浮邉:名札を作ったりインドへのお誘いがあったり、先生のゼミは楽しそうですね。

箕浦:ゼミは、慶聞館のマルチスペースでやったりしてます。ちゃんとゼミ用の教室もあるんですけど、「気持ちがいいから今日はここでやろうか」って。結構楽しいですよ。来年はどんなことをしたいですか?

浮邉:寮を抜けるので、絶対寂しくなると思います。でもアルバイトもしないといけないし、不安もあるけど忙しくなりそうです。

箕浦:寮の友達って仲良いですよね。一人暮らしをする家にも遊びに来てもらえばいいじゃない。来年が楽しみですね。違う学科、学部の人とも友達になれるのが寮の良いところですね。そういえば、2018年4月から学部が編成される予定で、新たに社会学科と教育・心理学科が独立して学部ができる予定なんですよ。

浮邉:学部が改編されることで、仏教学科の学びも何か変わるんですか?

箕浦:仏教学を学ぶというのは、我々がいま何に直面していて、何に取り組まなければいけないかっていう、大谷大学が大事にしてきたところを学ぶことで、今回の改編はそれを具現化するものだと思っています。社会学部の人たちは社会のあらゆる問題にコミットしていくから、僕たちとも連携していけるんじゃないかな。

仏教学科の僕たちも現代社会のあらゆる問題に毎日直面していて、それとは隔絶したところで単に古典の書物を読んでいるわけではないんです。社会の一員として生きている中で自分が考えないといけない問題があるはずだし、社会学部の人たちとも一緒になって勉強できると思います。僕らは古典の書物を読んでいるので、そういう知見を生かして何か言えることがあるかもしれないし、教育学部の人には教育の現場で起こっているさまざまな問題について仏教の視点から言えることもあるんじゃないかと思うんですね。

箕浦先生

仏教学科の学生さんには、仏教を学んで将来どうなるんだって心配が多分あると思うんです。でも哲学や思想に触れるということは、将来どんな仕事をしていくにしても必ず自分の拠りどころとなるものを育てられることだと思うんですよ。だから仏教学科では、学生さんがそういう確かな拠りどころを見出せるような、力強く歩んでいける人を輩出したいと思います。何の資格が取れるかとかじゃなくて、将来の仕事に直結しないように見えるかもしれないんですけど、そういう力を持てる人を育てられる学科だと思っているし、そうでありたいと思っていますね。学生さんにも、力強く、確かな歩みを進められる人になっていって欲しいと思います。

そういう意味で、3学部体制になるということは、改めて自分たちの課題をはっきりさせて取り組んでいこうということだと思っているので、仏教学科の学生も教員も、新たにスタートを切り直せたらなと思っています。頑張っていきましょう。

PROFILE

  • 箕浦 暁雄(Minoura, Akio)仏教学科 准教授

    箕浦 暁雄(Minoura, Akio)仏教学科 准教授 2002年大谷大学文学部助手、2003年学位取得 博士(文学)、2005年大谷大学講師、2011年大谷大学准教授、現在に至る。
    古代インドの言語で書かれた仏典のみならず、チベット語や漢語に翻訳され今日まで伝えられてきた仏典をも手掛かりに仏教教理を分析し、その意味を問い直すことを研究課題として位置付けている。具体的には、五世紀頃インドに登場した思想家ヴァスバンドゥの『倶舎論』をはじめとするアビダルマ文献の解読研究に取り組みながら、仏教思想の様々な問題を明らかにすることを目指している。

    (仏教学科)箕浦 暁雄 准教授の紹介ページはこちら ≫
  • 浮邉 帰三依(Ukebe, Kimie)仏教学科 2016年4月入学

    浮邉 帰三依(Ukebe, Kimie)仏教学科 2016年4月入学 指宿高校(鹿児島県)卒業。
    実家がお寺のため、小さい頃から仏教には触れてきたが、実はずっと興味がなかった。しかし高校生の頃、両親はなぜこんなに興味をもっているんだろうと疑問に思ったことをきっかけに、大学で仏教について勉強しようと決意した。
    大学生になって考える時間が増え、「考えること」の大切さに気づいた。2年生以降は寮を出るため生活面で不安は募るが、アルバイトにも挑戦する予定。多くの書物を読み、いろいろな経験をして視野を広げたいと、思いを新たにしている。

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