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OTANI TALK

2016

歴史学科 p.06


このページに掲載している情報は、取材当時(2015年度)のものです。

06:史料を自分で読む力をつける

丸尾:先生の授業では地図を使うので、どこに何があったんやなっていうのがちゃんとリンクできて良かったです。

松浦:どこの国の歴史を勉強するにしてもそうですけど、頭の中で地名だけわかっていても仕方なくて、どんな距離かというのをちゃんと把握しないと。地名でも、昔の名前が出てくると「今の○○である」って書いて終わりにする人がいるけど、できたら場所もきちんと確認すると良いね。「歴史学演習」は十数回の授業で、中国の歴史は長いからほんの一部しかできないんですけど、ちょっとでも知識を持ってもらえればなと思ってやってます。

丸尾:あと、漢文を使いましたよね。高校でも古典を使うのがわりと得意だったので、漢文を読むのも久しぶりやなと思って面白かったです。

松浦先生 松浦:漢文は日本史をやるにしても東洋史をやるにしても求められる力やと思いますよ。近代史をやるなら漢文はいらないと思っている人もおるみたいやけど、明治の文章ってだいたい文語体で書かれていますし。そういう意味で、古典や漢文が好きっていうのは良いことだと思います。文法を覚えなきゃいけないから古典や漢文は嫌いっていう人が多いけど、その気になってみると結構面白いんですよ。

大学で歴史を学ぶには、いろいろな史料を自分で読んでいく作業が大事になりますから、古典を読むという姿勢を大事にしてほしいと思います。丸尾君は1年生だから、今はまだ歴史に関係のある専門的な授業はそんなに取れないけど、僕の授業は史料を読む入り口というか、書き下し文になっているものから慣れていって、だんだん漢字が並んでいるものが増えていく。高校までの歴史から大学への歴史へと橋渡しができれば、という気持ちで授業をやっています。

史料を読むには、きちんと情報を見るという力が非常に大事になってくるし、難しいことを成し遂げたという充実感を味わってほしいですね。辞書を引いて「わかった!」という経験は面白いものなので、総合研究室のいろいろな資料を使ってやってもらうと良いかな。自分で実際に史料を読むという授業を充実させて、学生が自分で読めるようになってほしいと思っています。

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