ここからサイトの主なメニューです

Home > OTANI TALK > 2015 > 仏教学科 p.08

OTANI TALK

2015

仏教学科 p.08


このページに掲載している情報は、取材当時(2014年度)のものです。

08:深まる理解、変わる見方

対談の様子

釆睪:1年が終わって、どうでした?

三谷:大学に入る前は、仏教にあまり良いイメージはなかったんです。でも仏教学科に入って授業を受けて、学問の一つという感じがしたので、今はここに来て良かったなと思っています。大学での勉強は嫌だったらスパッと止められるから、チャレンジもしやすいと思います。

釆睪:目の前に書いてあることが自分にとって意味のあるものになってきたということかな。面白いことに、第二志望で仏教学科に来た人は、みんなそう思ってくれるんですよ。今後やりたいことはありますか?

三谷:副専攻の授業(※)が取りたいです。仏教学科の卒業というだけでは、就職の時に弱い気がするんですよ。「ボランティア学」が良いかなと思っています。社会に出たときのことも考えて、人とのかかわりが密にできることを学びたいと思っています。

釆睪:2年生からのコースはどう考えてる?

三谷さん 三谷:「現代と仏教コース」です。もしもっと美術に興味が出てきたら「文化美術コース」でも良いかと思いますけど、仏教美術はちょっと狭い世界で就職先がなさそうで心配です。

釆睪:やっぱり就職は気になるよね。オウム真理教の誰かが捕まって尋問されているときに「救いを求めていたんだったら、仏教とかもあっただろう」って問われて、「神社やお寺は、風景でしかなかった」と答えたそうなんです。今の多くの人にとっては、そういう存在なんでしょうね。でも、さっき言ったように、その背景にちょっと目を配ると、いろんなものが繋がってきます。風景でしかないように感じられたというお寺も、実際にはコンビニよりも多い数で、いろんな側面に影響を与え続けています。就職活動でも、何を専攻したかよりも、どれだけ広い世界を身につけたかの方が見られるようですよ。専攻ならば書類だけで分かるけど、就活の最後は必ず面接があるのもそのためでしょうね。仏教ってのは非常に大きい裾野を持っていますから、仏教を丁寧に見つめていくことは三谷さんの世界を拡げるのに役立つと思いますよ。

(※所属する学科(主専攻)に加え、ひとりひとりが学科やコースの枠を越えて興味関心のある分野を体系的に学習することができる。)

PROFILE

  • 釆睪 晃(Wakemi, Akira)仏教学科 准教授

    釆睪 晃(Wakemi, Akira)仏教学科 准教授 1969年、大阪府生まれ、滋賀県育ち。安曇川高校卒業。明治大学文学部文学科、大谷大学文学部仏教学科を卒業。1999年、大谷大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。2002年、博士(文学)[大谷大学]。2004年、大谷大学文学部着任。
    異国の宗教でしかなかった仏教が、中国においてどのように受容されていったのかに興味を持っている。特に、5世紀初頭に活躍した鳩摩羅什は、波瀾万丈の生涯の中で、大乗仏教を初めて体系的に中国に伝えた注目すべき人物。鳩摩羅什自身はどのような思想を持っていたのか、また、その周囲にいた人物は鳩摩羅什からどのような影響を受けたのかを中心に研究を進めている。

    (仏教学科)釆睪 晃 准教授の紹介ページはこちら ≫
  • 三谷 梨沙(Mitani, Risa)仏教学科 2014年4月入学

    三谷 梨沙(Mitani, Risa)仏教学科 2014年4月入学 阿武野高校(大阪府)卒業。
    高校の進路相談の先生にいくつか候補を挙げてもらった中から二校に絞ってオープンキャンパスに参加し、大谷大学を選んで受験した。交通の便が良いところも、大学選びの決め手となった。文学の中でも特に古文や漢文に興味があり、仏教学科は第二志望だった。
    仏教に関して知っていたことと言えば親鸞の名前くらいで、授業でも初めて聞くことばかり。まだ知識を自分のものにするまでは至らないものの、どんな授業も楽しく、今後の学習にも胸を高鳴らせている。

Home > OTANI TALK > 2015 > 仏教学科 p.08

PAGE TOPに戻る

ここからサイトの主なメニューです